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七人の記者
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2025/09/05 |
| JAN | 9784022519450 |

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商品レビュー
3.3
9件のお客様レビュー
あとがき 『正義をストレートに語ることを「きれいごとだ」「純朴だ」とシニカルに嗤う風潮があります。みんな高みから見下ろす知恵者よりも、臆面もなく、ただ「真っ当」であろうとする愚直な人に魅力を感じます。』 とあります。 「ふるさと宝城」事務所にいた6人は真っ当な人たちであり魅...
あとがき 『正義をストレートに語ることを「きれいごとだ」「純朴だ」とシニカルに嗤う風潮があります。みんな高みから見下ろす知恵者よりも、臆面もなく、ただ「真っ当」であろうとする愚直な人に魅力を感じます。』 とあります。 「ふるさと宝城」事務所にいた6人は真っ当な人たちであり魅力を感じます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「7人の記者」というタイトルをみて、最初の登場人物欄にある記者であろう人を数えました。 この人たちのことかな、と読み進めたら最後 トレイシー編集長が記した名前にはユズルが…!古賀は嘘つきな敵なので当然ですね。 自分の利益よりも、誇りのために立ち上がる記者たち。しかし376ページで、志村は七海の動機こそが、自ら命を絶った女性の尊厳を取り戻すことが立ち上がる起点である。自らの地位や名誉挽回を求めることはジャーナリスト失格である。と言っている。確かになと思いました。 自らの地位を追い求めることは、本作での政治家たちと同じになってしまう。本末転倒だ。 しかし誰しも、自分のために活動することは至極当然である。その活動が自分のために嶽なの、そこに気づけるか否かで記者として変われるのではないか?と感じました。
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絶対に負けられない戦いがここにある。 富と名声を得る為なら手段を選ばない巨悪組織に、命懸けで勝負に挑んだ七人の記者達に胸が熱くなった。 私学助成金の不正受給、複数の女性への性暴力、研究成果の横取りと悪のてんこ盛り。 悪意と嘘が渦巻き、翻弄される記者達と同化するように自身も疑...
絶対に負けられない戦いがここにある。 富と名声を得る為なら手段を選ばない巨悪組織に、命懸けで勝負に挑んだ七人の記者達に胸が熱くなった。 私学助成金の不正受給、複数の女性への性暴力、研究成果の横取りと悪のてんこ盛り。 悪意と嘘が渦巻き、翻弄される記者達と同化するように自身も疑心暗鬼に陥った。 権力に屈するメディアの現状に歯噛みし、正義を貫けない社会に悍ましささえ感じ、無償で闘う彼等にエールを送り続けた。 終盤の大勝負は手に汗握る展開で緊張感MAX。 正しい事を正しいと言える社会であって欲しい。 権力に勝る真実に胸がすく。
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