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アントカインド

チャーリー・カウフマン(著者), 木原善彦(訳者)

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商品詳細

内容紹介 //付属品~UV多色刷透明函付
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2025/08/27
JAN 9784309039800

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商品レビュー

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2026/06/11

魚豊先生が、2025年ベストバイであげていて興味を持って手に取りました。 とんでもない価格(本を作り上げる工程を思った上でこの価格でも納得する人はファンにはいるかもしれないけれど)と分厚さでひよってましたが有難いことに図書館に存在しており借りて読むことができました。 名作映画と...

魚豊先生が、2025年ベストバイであげていて興味を持って手に取りました。 とんでもない価格(本を作り上げる工程を思った上でこの価格でも納得する人はファンにはいるかもしれないけれど)と分厚さでひよってましたが有難いことに図書館に存在しており借りて読むことができました。 名作映画と名高い「エターナルサンシャイン」ですが、自分にはそこまで刺さらず、乱暴な言葉でいえばどこが良いのかわからなかった。 それは映画を見たタイミングが早かったのか(年齢が若かったのか)と思ったり。 エターナルサンシャインで共同製作をしたというミシェルゴンドリーの「ムード・インディゴ うたかたの日々」の方がどちらかと言うと自分は印象に残っているかも。 訳がわからない展開があれよあれよという感じで進んでいくのだけれど、これまでの展開が覚えようとしていなくても記憶されているのが不思議。 荒唐無稽・支離滅裂な展開が多くてはちゃめちゃと一見感じつつ、記憶に定着するほど衝撃が大きく新鮮なのは面白いなと思った。 ただ何か刺さることは個人的にはあんまりなく、むしろ村上春樹が書く男みたいに性的かつ自分に都合の良いことばっかだなと引くコトが多かったです。 こういうマニアックな作品が高評価になりがちなのは、アイドル主演の消化試合のような映画がファンがつめかけて高評価レビューを投下するから公開直後は評価高く見えがちな現象に似ているのでは?と思いました。 これを読むことも陶酔しているのかな、とか。 タイトルの理由?がわかるところから、哲学っぽいような核心っぽいような感じはあるけれどまだまだ抽象的で掴みづらかった。 625ページ 「私は今気づくーーー映画を思い出すことが映画だ、と。思い出せないパートも含めて。記憶は不完全だ。記憶は不正確だけれども、私たちが時間の中で世界と触れ合う方法はそれしかない。それなしには、私たちが知る生命は存在できない。私は穴の底に着く。」 ここの辺りはちょっとおぉとなった。

Posted by ブクログ

2025/10/19

好きな脚本家の作家デビュー作ということで即購入。感想としてはいかにもカウフマン的な拗らせ系の皮肉的なジョークと妄想と自己愛に満ちた惨めで切ない物語。映画という芸術を愛するが故の多くの引用やシーンの描写はさすが。自由自在に時間を行き来したり、姿を変えたり宗教や性別を超越したりといっ...

好きな脚本家の作家デビュー作ということで即購入。感想としてはいかにもカウフマン的な拗らせ系の皮肉的なジョークと妄想と自己愛に満ちた惨めで切ない物語。映画という芸術を愛するが故の多くの引用やシーンの描写はさすが。自由自在に時間を行き来したり、姿を変えたり宗教や性別を超越したりといった感じでストーリーを追おうとすると確実に迷子になるが、それでもシュールで下品(上品)な笑いが絶え間なく差し込まれていて楽しく読めた。同音異義語や韻を踏んだ表現を見事に日本語に置き換えた訳者も素晴らしい。

Posted by ブクログ

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