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ホワイトハートの殺人 ハーパーBOOKS
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ハーパーコリンズ・ジャパン |
| 発売年月日 | 2025/08/25 |
| JAN | 9784302101030 |

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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
英国南西部の村で起きた猟奇殺人事件。 この静かな田舎村で百年前にも似たような連続殺人があったことが判明し、主人公と新米刑事が事件を解決していく物語。 全体的に盛り上がりに欠けるというか、伏線もなくどんでん返しもないので、読了後の満足度が薄い。 脚本家らしい構成で読みやすいと思うが...
英国南西部の村で起きた猟奇殺人事件。 この静かな田舎村で百年前にも似たような連続殺人があったことが判明し、主人公と新米刑事が事件を解決していく物語。 全体的に盛り上がりに欠けるというか、伏線もなくどんでん返しもないので、読了後の満足度が薄い。 脚本家らしい構成で読みやすいと思うが、前半が単調で物語に入りづらかった。
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イギリスの海辺の村が舞台のミステリー。パブの主人が裸で縛られ、頭に鹿の角を括り付けられ発見される。この村に到着したばかりのニコラが捜査を始めるが、村人の口は重く捜査は難航するニコラ視点で描かれるが、捜査だけでなく夫と子供の生活もしっかり描かれて好感が持てた。
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人間の弱さと現実を解像度高くえがく、イギリスのスモールタウンミステリー #ホワイトハートの殺人 ■あらすじ イギリスの海辺の町で殺人事件が発生した。殺害されたのは、ホワイトハートというパブの店主の男性で遺体には鹿の枝角が括り付けられた。地元の女性刑事二コラは、仲間の刑事たちと事...
人間の弱さと現実を解像度高くえがく、イギリスのスモールタウンミステリー #ホワイトハートの殺人 ■あらすじ イギリスの海辺の町で殺人事件が発生した。殺害されたのは、ホワイトハートというパブの店主の男性で遺体には鹿の枝角が括り付けられた。地元の女性刑事二コラは、仲間の刑事たちと事件解決のため街中を奔走する。 ■きっと読みたくなるレビュー 英国産の味わい深いミステリー、いわゆるスモールタウンものですね。ウェスト・ドーセットというイギリスの小さな町の住人たちがメインキャラクター、彼ら全員で作品を作り上げてるって感じ。 物語としてはシンプルで、刑事二コラが視点となり、殺人犯を見つけるために街中の人々に話を聞きに回るというもの。尋問パートにおいて、彼らは何かを隠したり、嘘をついたりすることになる。捜査を続けるうちに、少しずつ彼らの裏の顔が見えていき… といったところが読みどころですね。 特にスモールタウンといえば、えっ… といった人間関係が赤裸々になったりするんですよ。本作もご多分に漏れずなかなか強烈。やっぱり人間って弱い生き物だよなーと痛感するよ、自分も含めてだけどさ。 そして本作の主人公、刑事二コラに惹かれまくり。辛く大変な職業であり、現場では責任のある役割の彼女。結婚して妻となり、可愛い子どもも育てている母親でもある。決して順風満帆な人生を送っていない、うまくいかないことも、悩みもある。そう、警察官だからって決してスーパーマンではないんです。 例えば学生時代の友人の人生を垣間見てるような、そんな親近感があるんですよね。 特に彼女がこの田舎町に引っ越してエピソードは、身につまされるし、応援したくなっちゃう。 事件は二コラの捜査により、事件に関連する人間関係が明るみになっていく。そんな中、事件解決につながる重要なキャラクターが登場するのですが… この場面の緊張感やリアリティは肌で感じました。彼女は生命力があるんですよね、どうすれば生き延びられるかを知っているんです。ただ、決して望まれたことではないというところが切ないですよね。 果たして二コラは事件を解決できるのか、犯人は、背景には何があったのか。胸に重くのしかかる真相、そして最後までキッチリと英国スモールタウンミステリーを読ませてくれました。 ■ぜっさん推しポイント 自分がミステリー書くなら、こんなのを書きたいなって思わせてくれる作品でしたね。 探偵役が地道に捜査していくストレートな筋立てですが、その背景には登場人物ひとりひとりに人間ドラマがあってさ。なにより「弱さ」の描き方が沁みるんですよね… そして事件解決後のエピソード部分(450頁)に、泣いちゃいました。 本作は日本人にあうと思うので、普段海外ミステリーを読まない人にこそ読んで欲しいです。
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