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さようなら王子様、どうか私のことは忘れてください メディアワークス文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2025/08/25 |
| JAN | 9784049165029 |

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さようなら王子様、どうか私のことは忘れてください
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
文字通り「死ぬ」ほど後悔した王太子が死に戻ってオリヴィアとやり直すという単純かつ王道ストーリーだったら安心して読めたのかもしれないが、そうは問屋が卸してくれない物語。 死に戻りに気が付いたのは、その当のオリヴィアが行方を眩ませてからというタイミング。 オリヴィアにも前回の記憶があるから、色々先手を打たれて逃げられるし、何なら他の男に身も心も持っていかれるし(初出がムーンライトノベルズなので情事ネタが割と簡単にお出しされる)王太子視点で見ると可哀想すぎる。 ただその前に王太子が色々やらかしているので、特に序盤の彼にはあまり同情の余地はない。 まるで死に戻り前のオリヴィアの気持ちを理解しろと叱責されるかのように。 でも、その後は改心して本当に努力しているので、オリヴィアが他の男といい仲になっている様を見せつけられて消沈している彼は痛々しくて同情せざるを得なかった。 彼は童貞貫き通していたし、そもそも彼は嵌められていた側でもあったので。 オリヴィアはオリヴィアで、想いを寄せる相手となかなか結ばれない宿命。 初恋の王太子とは婚約解消、亡命先で出会った相手も結局やむにやまれぬ事情で別れざるを得なかった。 身も心も捧げた相手だったのに。 それでも初恋相手のことは何だかんだで忘れられなかった模様だが。 そんな二人が紆余曲折を経て、本当に紆余曲折を経て、元鞘で決着。 お互いが身分を捨てて、それでも幸せになる話はこの手の死に戻り系の話では珍しかったかもしれない。 ただ本当に幸せになれるかは、未知数な気がする。 互いに互いの存在がトラウマでもあるので。 (元)王太子は、オリヴィアの初めての相手が自分ではなかったこと今後も引きずりそうだし。 オリヴィアは……何だかんだで大丈夫な気はする。 こういう時タフなのは女性なのが世の真理なのかもしれない。
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☆3.5 理由は序盤の王太子がクソ野郎過ぎて苛々したから。中盤のヒロイン、恋人と別れるの、物分かり良すぎだろとは思ったが、まあ、でも、最終的に元サヤだからいい……のか……? 1巻表記が最初からあるってことは続くんだろうけど、個人的には女王陛下が気になるので、その辺りを掘り下げていただきたい。
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○本のタイトル『さようなら王子様、どうか私のことは忘れてください』 ○著者名 ハナミズキ ○イラスト 梅之シイ ○デザイン タドコロユイ(ムシカゴグラフィクス) ○出版社 KADOKAWA ・メディアワークス ○ジャンル ライトノベル・ 王宮ロマンス ○入手方法 電子書籍(お試し...
○本のタイトル『さようなら王子様、どうか私のことは忘れてください』 ○著者名 ハナミズキ ○イラスト 梅之シイ ○デザイン タドコロユイ(ムシカゴグラフィクス) ○出版社 KADOKAWA ・メディアワークス ○ジャンル ライトノベル・ 王宮ロマンス ○入手方法 電子書籍(お試し)+新品購入 ◯どんな本? 愛と裏切りが交わる王国で、主人公が前世の過ちを悔い、再びやり直すチャンスをつかむ姿が描かれたファンタジー。 誰もが共感できるキャラクターの内面の葛藤や成長から、愛の奇跡を感じさせてくれる一冊。 ――――――――――――― (主な登場人物の魅力や特徴) ○オリヴィア (主人公) ・ザラス公爵家の令嬢 ・ルミナスの婚約者 ・オリエンタルブルーの髪色とシルバーの瞳 ・聡明で美人 ○ルミナス ・ガロン王国の王太子殿下 ・赤い髪と金色の瞳 ・情に厚く聡明で努力家 ・鍛え抜かれた逞しい体躯 ○メアリー ・元平民の男爵令嬢 ・ルミナスと相思相愛!? ○レイモンド・クレバー ・クレバー侯爵家の次男 ・トップクラスの商会を営む ・薄茶色の髪 ・切れ長のブルーの瞳 ・美丈夫 ―――――――――――――― (舞台や世界観) 架空の王国を舞台にしたファンタジーの世界。 愛や裏切り、運命を変えるチャンスなどのテーマが盛り込まれている。 読者は、ファンタジーの不思議な気持ちに浸れる魅力的な世界観を楽しむことができるだろう。 ―――――――――――――― (ページをめくりたくなる展開) 主人公のオリヴィアは、自分の過去の失敗を深く後悔している。 愛するルミナスへの思いはとても強く、切ないものだ。 そんな彼女に新たなチャンスが訪れる。 なんと、失敗する前の時間に戻り、記憶もそのまま持っているのだ。 この機会を使って、オリヴィアは同じ過ちを繰り返さずに行動することができるのか? 彼女はとても聡明で、知恵を活かした行動が印象的だ。 読者は、オリヴィアの選択にワクワクしながらページをめくる手が止まらなくなるだろう。 自己犠牲的な面もあり、思わず胸が締め付けられる場面もあるが、スッキリ爽快な気分になれる瞬間もあるので、夢中で読めるはずだ。 果たして、オリヴィアとルミナスの間にハッピーエンドが訪れる可能性はあるのか? 何かが起こりそうな期待を抱きながら、ぜひ読み進めてほしい。 ――――――――――――― (ひとこと) 過ちをやり直すチャンスがあるというのは本当に羨ましいです。 ファンタジーならではの魅力ですね。 登場人物たちの気持ちに共感しながら、心臓バクバクさせつつ読み進めていました。 ラストは、私の満足のいく結末で楽しませていただきました。 この作品はとても面白く、私に強い印象を残しました。 ハナミズキさんの他の作品にもぜひ挑戦したいです。
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