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雪華邸美術館の魔女 千夜文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | UーNEXT |
| 発売年月日 | 2025/08/20 |
| JAN | 9784868430001 |

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雪華邸美術館の魔女
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雪華邸美術館の魔女
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商品レビュー
4
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Tさんのおすすめ。 赤ん坊の時にさらわれ孤児院で育った小百合は十六歳。 ある日突然、元華族雪宮家の行方不明になっていた娘だと言われて 御殿場のアメリカン・ヴィクトリアン様式のお屋敷に引き取られる。 そこにいたのは双子の姉撫子、若い執事の橘、女中の夏代に、 給仕、コック、運転手。 そしてお屋敷は洋館ながら雪華紋をあちこちにあしらっていて、 雪華邸と呼ばれており、 庭には「雪華邸美術館」を備えていた。 新しい生活にとまどいながら、 行儀作法やテーブルマナーに学校の科目を学んでいく小百合。 食欲旺盛で体は健やかな小百合に対して、 食が細く体が弱い撫子と双子とは思えぬ二人だが、 ぎこちなくも距離が縮まっていく。 美術館の”いわくつき”の美術品や金目当ての親戚をめぐって。 女中が作ってくれたおそろいの布製のブローチを踏まれそうになって、 小百合があわてて手で覆ってかばったのも、 撫子が手の方が大事でしょと小百合の手をハンカチで拭きながら言ったのも、 撫子が気に入ってるからだと小百合が答えたのもかわいらしかった。 孤児院育ちの小百合に幸せになってほしい、 祖父母も父母も亡くし一人きりだった撫子に家族を得てほしい、 と思わせる物語の美しい序章だった。
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昭和30年。東京の養育院で暮らす16歳の小百合は呆然とした。 自身が元華族・雪宮家から誘拐された令嬢だと告げられたのだ。 当主で双子の姉でもある撫子の暮らす御殿場に身を寄せた小百合。 孤児から令嬢へと一変した生活に戸惑いつつも、撫子との距離をゆっくり縮めていく。 そんな雪宮家には...
昭和30年。東京の養育院で暮らす16歳の小百合は呆然とした。 自身が元華族・雪宮家から誘拐された令嬢だと告げられたのだ。 当主で双子の姉でもある撫子の暮らす御殿場に身を寄せた小百合。 孤児から令嬢へと一変した生活に戸惑いつつも、撫子との距離をゆっくり縮めていく。 そんな雪宮家には時折思わぬ客が訪れる。 その理由は代々の当主が蒐集してきたいわくつきの美術品にあるようで……? 戦争孤児だった小百合ちゃんが、実は元華族のご令嬢の片割れだった。なんて、なんて「なろう系」な話なのよって思いながらも読んだけど、めっちゃ面白かったし可愛かったー! 戦争孤児で親戚をたらい回しにされ、最終的には養育院にいた小百合。親戚宅ではタダで使える労力とされ、女中や子守をさせられてきた。そして、「引き取ってやったんだから恩を返しな!」と大人に怒鳴られ、お腹を空かせていた。 そんな中降ってわいたご令嬢の片割れ説!でも、お屋敷に連れていってもらうと、そこの執事の橘からは冷たくされ、片割れのご令嬢の撫子も冷やか。 だけど、ふわふわで暖かいお布団とお腹いっぱいに食べられる食事は小百合を魅了する。撫子は、病気がちで食欲はあまりない。だけど、小百合は「おいしい!!」ってなんでもモリモリ食べるからきっとシェフも嬉しかっただろうし、だからこっそりハンバーグのお代わりをくれたんだろうね。 執事の橘は、まだ若い男性で、撫子の家の財産を狙う父方の伯父が探し当てた小百合に、どこか警戒している。まぁ、分からんくもない。戦争孤児だった小百合をあと一歩のところで見つかるぞってところを横から掻っ攫って、「見つけましたー(ドヤァ)」ってされたら、小百合も伯父の仲間だと思われるよね。 御殿場の広い敷地内にある私設美術館を管理している紅林夫妻もなかなかいいキャラクターだった。紅林氏は優しくて、昔は橘の先生役でもあった人。奥さんの紅林夫人は、美味しいお菓子を焼いて、美味しいお茶も淹れてくれる素敵な奥様。もう出てくるお菓子が全部美味しそうで、一緒に食べたくなった。 そんな私設美術館に所蔵されている「いわきつく」の美術品を見に、何人かのお客様がくる。元伯爵家の未亡人が、再婚パーティーで「身につけたら不幸になる」と言われてるジュエリーを身につけたいから貸して欲しいとやって来る。または、青年実業家が心中事件の現場にあった屏風を買い取らせてほしいとやって来るし、元華族の未亡人が「身につけた者は必ず死ぬ」というジュエリーが欲しいと来る。 再婚パーティーの話は、なんだか気持ちよかったし、青年実業家の話はなるほどねぇと思った。最後の話は、きっとこういう人が戦後はいたんだろうなぁと思いつつ無事に解決したし、困らせていた伯父が成敗されてよかった。だけど、伯父の妻はやはりいい人ではなく、そこにやはり打算はあったんだなぁと思った。 これ第二弾とかあるよね?撫子と小百合の話は気になるけど、橘がなかなかにメロかった。屋敷の裏口で休憩がてらタバコ吸ってるのとか、小百合に対して「勤務時間外なんで」って言いながら夏の大三角形教えてるとかがメロい。好き!ってなった。 素敵なご令嬢になった小百合もだけど、小百合がいることで柔らかくなった撫子も見たい!第二弾楽しみしてる!出て欲しい! 2026.6.14 読了
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「子爵夫人の再婚」 双子の姉に会う。 今まで下町で必死に命を繋いで来たのだから、到着して直ぐに振る舞いを変えろと言われても難しいだろう。 「鳥啼き魚の目は泪」 譲って欲しい訳。 心中相手が他人であれば悩んでいたんだなぐらいだっただろうが、身近な存在だったら心残りは多いだろう。 ...
「子爵夫人の再婚」 双子の姉に会う。 今まで下町で必死に命を繋いで来たのだから、到着して直ぐに振る舞いを変えろと言われても難しいだろう。 「鳥啼き魚の目は泪」 譲って欲しい訳。 心中相手が他人であれば悩んでいたんだなぐらいだっただろうが、身近な存在だったら心残りは多いだろう。 「秘密の花園」 同じ失敗ばかり。 助けてもらえると勝手に安心している部分があるからこそ、簡単に目先のことしかない話に飛びつくのだろ。
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