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さよならまでの三日間 徳間文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 2025/08/08 |
| JAN | 9784198950415 |
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さよならまでの三日間
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
主人公が乗ったフェリーが、偶然の事故で停泊してしまいます。 再度動き出して到着するまでの間に、偶然フェリーで再会を果たした11年ごしの思い人が投げかけてくる『謎』の答えを見つけていく話です。 わかりやすく、やさしいミステリーでした。過度にキツい表現や設定がなく、読後に寝込むよう...
主人公が乗ったフェリーが、偶然の事故で停泊してしまいます。 再度動き出して到着するまでの間に、偶然フェリーで再会を果たした11年ごしの思い人が投げかけてくる『謎』の答えを見つけていく話です。 わかりやすく、やさしいミステリーでした。過度にキツい表現や設定がなく、読後に寝込むようなことはありません。 恋愛要素がやや強いです。 個人的にはもう少し主人公と女の子の関係性の深掘りがあったらもっと良かったかなと思います。
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Amazonの紹介より 与えられた時間は三日間。船上という限定空間で彼女が抱える秘密に辿りつけるのか? 高校の同級生と約十一年ぶりに再会した僕。その場所は不可解なことに、横須賀から新門司港に向かうフェリーのデッキだった。なぜ彼女は九州に向かうのだろう? 理由を聞いても教えてくれ...
Amazonの紹介より 与えられた時間は三日間。船上という限定空間で彼女が抱える秘密に辿りつけるのか? 高校の同級生と約十一年ぶりに再会した僕。その場所は不可解なことに、横須賀から新門司港に向かうフェリーのデッキだった。なぜ彼女は九州に向かうのだろう? 理由を聞いても教えてくれない。到着までは、約一日。 「それまでに当ててみて」 突如彼女が仕掛けてきた船上ゲーム。僕は質問を投げかけながら、彼女が抱える秘密に徐々に迫っていく。 そんなさなか、エンジントラブルが発生。船は和歌山県沖で停泊することになり……。高校時代の苦い恋の思い出、突如現れた謎の男――。船上という閉じられた空間でタイムリミット推理劇が始まる! 手に汗握り、最後は涙がこぼれるエモさ100%の恋愛ミステリ! 久しぶりに再会し、懐かしい推理ゲームをやっていたはずが思わぬ展開へ。過去の学生時代と絡めながら、何気ない会話のやり取りは頬ましかったです。その一方で、その裏に隠された謎を知ると、なんともゾワっとさせられました。 あらすじで大体の内容が書かれているのですが、それにしても色んな偶然が重なっているなと思いました。 久しぶりの再会、エンジントラブルなど偶然の出来事が織りなす展開は、この2人の関係性を結び付けているの!?と思うくらい、距離感がグッと縮んでいきます。 学生時代のエピソードを読んでも、傍から見れば恋人同士 と思ってもおかしくないのに、同級生での友達関係であることにその親密さが窺えます。 その後卒業と同時に、2人はそれぞれの道を歩むのですが、フェリーでの再会を機に、また時間が動きます。 といっても、2人のやり取りは優しく仲睦まじい様子が窺えます。 ただ、後半になっていくと、僕の質問によって、グレーな空気が漂っていきます。それは犯罪の匂い。 普通のタクシー運転手なのに、推理が冴えわたっていくのはちょっと意外性と違和感がありつつ、徐々に彼女を追い詰めていきます。これまで彼女が何をしてきたのか?がわかっていくので、爽快感はありました。謎の男の正体や彼女の沈黙の意味といったものもわかっていくので、カチッとした納得感もありました。 そして、フェリーでの出来事は解決して終わり!かと思いきや、その先も丁寧に描かれています。といっても時間の経過は早いのですが、2人の関係性が変化していくので、その描写に温かさが滲んで視えました。 電車や車での移動だけでなく、フェリーの旅も粋だなとちょっと思った作品でもありました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一気読みがおすすめです。 よくあるミステリーとは一風変わったミステリー。 謎解きが終わり後は「ハッピーエンド」へと流れるところで残る違和感とページ数。 期待と違う方向へと向かいかけた流れが、最後はしっかり期待通りに落ち着きます。 その気はなくても引き込まれて一気読みしてまいました。
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