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椿説弓張月(2) 光文社古典新訳文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2025/08/07 |
| JAN | 9784334107352 |

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椿説弓張月(2)
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
「椿説(ちんせつ)」は珍しい話、変わった話を指す(「椿」に変わったこと、珍しいことの意があり、この用法では他に「椿事」が挙げられる)。 同時に、伊豆大島の「椿」を連想させ、また、「説」には「ぜい」の読み方もあって、「椿説=ちんぜい」とも読めることから、主人公である鎮西為朝(ちんぜ...
「椿説(ちんせつ)」は珍しい話、変わった話を指す(「椿」に変わったこと、珍しいことの意があり、この用法では他に「椿事」が挙げられる)。 同時に、伊豆大島の「椿」を連想させ、また、「説」には「ぜい」の読み方もあって、「椿説=ちんぜい」とも読めることから、主人公である鎮西為朝(ちんぜい・ためとも)も連想させるという、なかなか凝った掛詞である。 伊豆に配流されながら、領民に慕われ、実質的には悪代官に代わって、その地を治めていた為朝。悪代官の娘は、父と異なり性根がよく、これを側女として子が3人生まれた。 ある時、諸島を歴覧しようと思い立ち、周囲の島々を見て回る。そのうち、女しか住まないという伝説の女護島(にょうごのしま)に辿り着く。人々は古い因習に囚われ、ここに男が住むと災いが起こると信じていた。為朝は蒙を啓いてやり、夫婦がともに住めるように計らった。島民らは為朝に深く感謝した。 元の島に戻った為朝は、悪代官に図られ、朝敵として討たれそうになる。いっそ潔く果てようと考えたが、忠実な側女や子供、家臣に説き伏せられて脱出、崇徳院の墓参りをしようと讃岐に向かう。そこからさらに肥後に渡り、意外な人物と再会する。 作中では八丈島を女護島としているが、実際、八丈島には妊婦が流れ着いて女児を生むなど、それにつながるような伝承があったようで、馬琴はそれを織り込んでいる形である。 その他、赤子を喰らう山猫の話、疱瘡神が海からやってきたが為朝が追い返す話(疱瘡神が上陸しなかったので、八丈島には疱瘡がないという)など、諸本の伝承がところどころに挿入される。 巻末の解説は、この巻では馬琴の「創作論」に触れている。馬琴が『八犬伝』を著した際に付録としたもので、『椿説弓張月』よりはあとの論考だが、なかなか興味深い。 曰く、 一に主客、二に伏線、三に襯染(しんぜん:後に大事な趣向を出すために、その事の起こりや来歴などを前もって書き備えておくこと。しこみ)、四に照応、五に反対、六に省筆、七に隠微 また、手紙の中で、書物が売れるための心得として、「十分のうち七分は俗、三分は雅」というものがよく売れると書いている。「俗」を大衆受けするもの、「雅」を四角四面で学術に近いものと考えると、馬琴の創作のおもしろさを突き詰めるとそういうことなのかもしれない。物事の真理に触れた感(「雅」)とエンタメ的な躍動感(「俗」)がほどよく相まっている感じといおうか。 この巻、為朝が名誉のためにやたらと死のうとしたり、それを止めようとする妻子が死んでしまったりと、現代の感覚からすると「何でそうなるよ?」とよくわからないことも多いのだが、当時の「俗」としてはこれが受けたのかなぁ、とも思ったりする。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本編の後半だが、完結せず続編(第3巻)につながっていく。われらが為朝が大島流罪となって伊豆諸島を制覇したり仇敵から征伐を下されたりする様子が描かれるが、史実はここまで。ドラマティックな死に別れの後の四国、九州への旅、そして白縫との再会等を経て、清盛討伐への出発、馬琴の伝承・想像の世界への旅立ちがさえわたるところまでがこの第2巻。読本の面白さ、当時の江戸の人たちの熱狂ぶりが想像できる。それにしても相変わらず北斎の挿絵が逸品で素晴らしい。光文社古典新訳文庫の面目躍如といったところだろうか。凄いとしか言えない。
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▼東京外国語大学附属図書館の所蔵状況(TUFS Library OPAC)https://www-lib.tufs.ac.jp/opac/recordID/catalog.bib/BD12865537
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