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欲しがりません 勝つまでは 光文社文庫
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欲しがりません 勝つまでは 光文社文庫

田辺聖子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2025/08/07
JAN 9784334107284

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商品レビュー

4

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2025/09/24
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※このレビューにはネタバレを含みます

粗筋の最初の一文通り、軍国少女で文学少女の話だった。 まさか女子ながら玉砕を覚悟していようとは。 これが当時の女子たちの代表的な姿かと言われると、彼女が作中でも「変わり者」と評されていたところを鑑みるに、極端な例かもしれない。 彼女の友達にも極論に走る子、冷静に見ている子、様々だったので。 ともあれ、戦時中を生きた少女の日常として読んだ。 驚いたのは作中でも実際の文章ごと紹介された小説の数々。 ツッコミどころはあれど、あの内容を10代の少女が書いたのかと思うと脅威を覚えるほど。 ただ玉砕を覚悟していたはずの少女が、空襲を経験し、終戦を迎える頃には何事に対しても「ほんまかいな」と思うようになり、最終的には「生きたい」とまで思えるようになった変化にも驚かされた。 それもまた10代の少女にとって戦争の影響が大きかった証左なのかもしれない。

Posted by ブクログ

2025/09/22

 降伏する宣言を聞いたときに、あの時代の人々の心に生まれたのはどんな感情だったろう。  安堵か、怒りか、喪失か。言葉では言い表せない感情だったに違いないけれど、それでも言葉にして伝えてくれる人たちがいるから、私たちは繋がれるんだろうね。  私からしたら戦争は過去のことだし実感もあ...

 降伏する宣言を聞いたときに、あの時代の人々の心に生まれたのはどんな感情だったろう。  安堵か、怒りか、喪失か。言葉では言い表せない感情だったに違いないけれど、それでも言葉にして伝えてくれる人たちがいるから、私たちは繋がれるんだろうね。  私からしたら戦争は過去のことだし実感もあまり湧かないけれど、これからの責任は私たちにあるってことは意識しておかないとだな。

Posted by ブクログ

2025/09/17

書店で平置きされていて気になり、購入。 私は子供の頃から戦争の話は大嫌い。 聞くに耐えない悲惨な話と、二度と戦争をしてはいけない、というお決まりの結論で。 でもこの本は、そんな戦争の話とは全然違って面白かった。 日本は、田辺さんが生まれた時から戦争をしていたので、田辺さんは戦...

書店で平置きされていて気になり、購入。 私は子供の頃から戦争の話は大嫌い。 聞くに耐えない悲惨な話と、二度と戦争をしてはいけない、というお決まりの結論で。 でもこの本は、そんな戦争の話とは全然違って面白かった。 日本は、田辺さんが生まれた時から戦争をしていたので、田辺さんは戦争をしていない日本を知らない。軍国主義にどっぷり染まった13〜17歳の日々が描かれている。 本書の最も良いところは、当時彼女が書いていた小説がそのまま載っているところ(大人になった本人の批評付き)。例えば、当時ドイツとは同盟関係だったので、新聞や本で得た知識だけで、ドイツ軍が活躍する小説を書く。 物が乏しくなる中でも、彼女の精神的豊かさには驚かされる。読書の喜び、楽しみを再確認できた。

Posted by ブクログ