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死神を祀る 双葉文庫
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死神を祀る 双葉文庫

大石大(著者)

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死神を祀る 双葉文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2025/08/06
JAN 9784575528657

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死神を祀る

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商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2025/09/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

30日間欠かさずお参りして甘い物を納めれば、この世のものとは思えない快楽の中で死ねるという曰く付きの神社のお話。 噂を信じて参拝する人たちの結末。 お参りをしていたはずなのに自殺した人の謎。 神社で出会った人たちの不思議な同居生活。 そして、その神社を調べるジャーナリストに、真実を隠そうとする人々など。 てっきり神社にお参りした人たちだけのお話だと思ったら、どんどん話が町の人たちや参拝者(この場合、自殺志願者と同意に近い)以外の人たちに広がっていったのには驚いた。 ミステリ仕立てだったり、民俗学仕立てだったり。 また、その「恩恵」で潤っていく町の人たちの葛藤、寧ろチャンスと捉えて調子に乗る人たちまで描かれているという。 不思議だったのは、参拝者に対しても、町の人たちに対しても、どちらかに肩入れせず、非常にフラットに描かれていた点。 片方に入れすぎない、どちらも受け入れてるし、一方で否定もしているような、そんな雰囲気。 解説にもあったが、絶妙なバランスで描かれているのだなと強く感じた。

Posted by ブクログ

2025/08/24

最初はホラーと勘違いして手に取ったが、なかなか面白かった。演劇の少女たちが心配だったが、あれは祖母が代わりに亡くなったということなのかな?とあまり後味が良くなかった。また、ミステリー要素もあり、記者は騙されていたがそれも一つの結末なのだと、今までの様々な人からの体験を通して受け入...

最初はホラーと勘違いして手に取ったが、なかなか面白かった。演劇の少女たちが心配だったが、あれは祖母が代わりに亡くなったということなのかな?とあまり後味が良くなかった。また、ミステリー要素もあり、記者は騙されていたがそれも一つの結末なのだと、今までの様々な人からの体験を通して受け入れることができた。 悲しいことの多い、暗い雰囲気の本だったが、それを否定肯定するわけでもなく、現実をそのままにしておく描写はとても見事と思った。死神と呼ばれた少年は幸せになれるか、その未来は明るいものなのだろうか。YouTuberは無駄死にだったのが少し笑った。死んだだけじゃん……( ・∇・)

Posted by ブクログ

2025/08/15

第六話が一番好きだったかな 第一話を読み終わったところでは結構イヤミスっぽいかんじになるえ!?って思ったけど、全体を通して登場する色んな人の気持ちに少しずつ共感しながらフラットに読めたかも

Posted by ブクログ