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大統領に告ぐ 硫黄島からルーズベルトに与ふる書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 産經新聞出版/日本工業新聞社 |
| 発売年月日 | 2025/07/31 |
| JAN | 9784819114585 |
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大統領に告ぐ
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商品レビュー
4.8
12件のお客様レビュー
太平洋戦争の硫黄島では、激しく悲惨な戦いがあったということぐらいしか知らなかった。少しでも後世に真実が伝えられると、そこでこの国のために命を落とした多くの人達が報われると思う。
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日本国(天皇の世)、国民(皇民)を守るために命をかけて戦った日本軍人が死を前に綴った、玉砕に向かう趣意書に心打たれました。イスラム教徒のジハードは個人が来世の幸を願って行う趣きが強く、本書の愛国心とは異なるが、ある種の宗教的信仰があってこそ、命を賭してもという愛国心が醸成されるの...
日本国(天皇の世)、国民(皇民)を守るために命をかけて戦った日本軍人が死を前に綴った、玉砕に向かう趣意書に心打たれました。イスラム教徒のジハードは個人が来世の幸を願って行う趣きが強く、本書の愛国心とは異なるが、ある種の宗教的信仰があってこそ、命を賭してもという愛国心が醸成されるのであろう。軽々に戦争反対と言う勿れ、人生道半ばで信じることのために自ら命を絶った硫黄島戦士が未来の日本人の為に殉じた志を今を生きる日本人として引き継いで行かねばならないとの思いを強めた次第です。
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先の大戦末期、守備隊小笠原兵団約2万1千人の95%が命を落とすという硫黄島での絶望的な激戦の中で、敵国大統領フランクリン・ルーズベルトに宛てた書を記した市丸利之助海軍少将、それをアメリカ人の心の奥にまで届くよう意を尽くして英文に訳したハワイ生まれの日系人二世三上弘文二等兵曹、その...
先の大戦末期、守備隊小笠原兵団約2万1千人の95%が命を落とすという硫黄島での絶望的な激戦の中で、敵国大統領フランクリン・ルーズベルトに宛てた書を記した市丸利之助海軍少将、それをアメリカ人の心の奥にまで届くよう意を尽くして英文に訳したハワイ生まれの日系人二世三上弘文二等兵曹、その書を腹に巻き自らの死を以て敵陣に届けた村上治重通信参謀たち。 その「ルーズベルトに与うる書」は、幕末以来アジア各地に侵略の手を伸ばしてきた欧米諸国に対して人種差別撤廃と民族自決を訴えてきた日本の主張と、命綱である資源を断つという兵糧攻めを仕掛けてきた欧米に対し「やむにやまれず」立ち上がった日本の立場、「正義」という隠れ蓑を使いながら強者の理論を押し付ける欧米、とりわけアングロサクソンの貪欲さ、狭量さを厳しく糾弾したものだった。 辛うじて生き残った人々の証言で明らかになったのは、絶え間ない砲撃と、地熱による高温と、欠乏する武器、弾薬、食料という過酷と言えばあまりに過酷な状況の中でも、士気を高く持ち続けた日本軍の将兵たちの姿だ。 市丸が最期の訓示で語った「百年後の日本民族のために殉ずることを切望する」との言葉は、その場にいた将兵全員の思いを端的に象徴していた。 極限状態の中で日本の正義とアングロサクソンの欺瞞を余すところなく記した市丸少将。 一兵卒からたたき上げて通信参謀にまでなり、「与うる書」を腹に巻いて敵陣に突撃した村上参謀。 ハワイに生まれ、米国市民権を持ちながら日本の中等学校に学び、日本人として若い命を散らした三上兵曹。 国内外の情勢の違いもあるだろうが、戦前の日本を否定する戦後の教育を受けた我々よりも、当時の人々の方がよほど世界情勢への広範な理解と日本人としての誇りや覚悟を持っていたように思える。 「与うる書」は戦争終結前から米豪で報道され、さまざまな影響を起こしていた。 日本で認識されたのは戦後20年以上の後、広く知られるまでには戦後半世紀を要した。 複雑な思いを持ちながら本書を読み進んだが、11章の村上父娘の想いや矜持、12章の村上参謀の息子が米海軍兵学校で「与うる書」と邂逅する件を読む辺りから、感情を強くゆすぶられた。 終盤14章の日本が開戦に追い込まれていく経緯には、戦後80年が経った今でも憤りを禁じ得ない。 必死に対米戦争を回避しようとする日本や開戦回避を訴え続けたグルー駐日米大使に対して、日本を意図的に戦争に追い込んでいったルーズベルト、チャーチルとハル米国務長官や、その裏で米国政府を操っていたソ連の存在。 日本が決して飲めない条件を突き付けた、実質的な最後通牒「ハル・ノート」は戦争回避努力の全てを灰燼に帰せしめた。 戦後に米国人によって書かれた「米国の鏡・日本」(H.三アーズ)、「裏切られた自由」(H.フーバー)や米軍事外交合同委員会でのマッカーサー証言は、いみじくも日本の主張を裏付けている。 松陰の歌「かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ 大和魂」は、正に当時の日本人の心持ちだったのではないだろうか。
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