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となりのヤマダ君 小さくて足が遅くてケガの多い35歳のサッカー選手
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 2025/07/25 |
| JAN | 9784198660307 |
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となりのヤマダ君
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となりのヤマダ君
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
山田直輝選手は原口元気と並んでレッズの最高傑作と言って良い逸材として新人時代から注目されていたことはよく覚えてるし、1年目からJ1の舞台で持ち前の視野の広さとセンスを感じさせる身のこなしやターンの鋭さを存分に発揮していたことは長い年月が経った今でも印象に残っている。一方で度重なる...
山田直輝選手は原口元気と並んでレッズの最高傑作と言って良い逸材として新人時代から注目されていたことはよく覚えてるし、1年目からJ1の舞台で持ち前の視野の広さとセンスを感じさせる身のこなしやターンの鋭さを存分に発揮していたことは長い年月が経った今でも印象に残っている。一方で度重なる怪我の報道には毎回残念な思いを抱いていた。山田直輝選手や浦和・湘南のファンでは無いが、イチサッカーファンとして常に動向が何となく気になっていた選手である。そんな山田選手のこれまでのキャリアで感じてきた複雑な思いや、何度でも這い上がるプロ意識の高さに素直に感銘を受けた。傍で支えていた奥様の視点も交えることで、怪我の多いアスリートの家族の姿勢にも触れることができた。岐阜でこれからも輝く山田選手の姿をもっと見ていきたい。
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「おー、またサッカー選手が本を出したのか、 なら読んでみるか」くらいの軽い気持ちで読み始めたら、 ライトな文面とは異なり、かなり肉厚な内容だった本。 若くして日本代表に選ばれ、 詳細を期待された逸材だったのだが、 怪我に苦しみ、代表からは遠ざかり、 でもJリーグでしぶとく現役を...
「おー、またサッカー選手が本を出したのか、 なら読んでみるか」くらいの軽い気持ちで読み始めたら、 ライトな文面とは異なり、かなり肉厚な内容だった本。 若くして日本代表に選ばれ、 詳細を期待された逸材だったのだが、 怪我に苦しみ、代表からは遠ざかり、 でもJリーグでしぶとく現役を続けてきた山田直輝選手と その妻による二人の半生を綴った本。 山田選手の素朴な人柄と 妻(一般人)の引き付ける文章がにじみ出ています。 サッカーにそこまで詳しくない自分は、 山田選手のことをあまり認識していなかったのですが、 本の中で興味深かった箇所がたくさんありました。 ・山田選手は、足が遅くて、身長も低い。 今のJリーグの常識からすると、 プロになるためには致命的ともいえる欠点を持っているにも関わらず、 自分の長所(ボールの扱いや俯瞰)を活かして、 プロになるだけではなく、 将来の日本を期待されるほどにまで成長したところ。 ・幼少期からプロになる過程を本人が徹底的に意識しているところ。 単に練習を頑張るだけでなく、日々の日常生活でも サッカーに役立つことを意識して行動している。 その結果がリアル・アオアシとも言える 「俯瞰」を手に入れた原点なように思えるところ。 ・一見、サッカーに関係のないアクティビティも 両親が意識的/無意識的に取り入れて、 本人が役だったのではないか?と感じているところ。 手遊び・あやとり・ダンス・ぶら下がり・ストレッチ・水泳など。 実家には筋肉やヨガの図鑑まであるそうな。 自然とコーディネーショントレーニングを 行う環境が自宅にあった。 ・足が遅いにも関わらず、アジリティorクイックネス?系は早い様子。 本人もそのことを意識して、自分なりに ラダートレーニングや反復横跳びを 自主練で取り入れていたところ。 こういったトレーニングを積み重ねていたにも関わらず、 足が遅かった点は疑問が残る(なぜ?)。 本人的には、走りの専門家からのアドバイスを 貰うタイミングが遅すぎたという振り返りがあったため、 走るフォームがよくなかったのかもしれない。 ・ボールタッチの感覚を磨くため、常にボールを触っている。 家で階段を上り下りするときもボールと一緒。 リフティングは回数ではなく、同じ高さのボールを上げ続けることにこだわる。 テニスボールリフティングやラグビーボールリフティングも。 (いつから(或いは、どのタイミングから) 始めたのかが、気になる。) まさに天才を育てるためのレシピ。 凄い本です。
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