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13月のカレンダー
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13月のカレンダー

宇佐美まこと(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2025/07/01
JAN 9784087700091

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商品レビュー

4.6

44件のお客様レビュー

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2025/11/22

妄想の中でも「人の生き死にに関わることは」 変えられなかったのに… 生きていれば奇跡は起こるのかもしれない! 今、生きている それは、奇跡の繋がりだった

Posted by ブクログ

2025/11/11

 皆さんが読んでいたこの作品、やっとレビュー投稿できます。一言で言うのであれば、読んでよかった!です。読むべき作品でした。  主人公は勤めていたバイオ企業を辞職した侑平、父方の祖父母が亡くなりその実家を売却すると父からの連絡を受けて、愛媛県松山市にある空き家を訪れていた。そこで...

 皆さんが読んでいたこの作品、やっとレビュー投稿できます。一言で言うのであれば、読んでよかった!です。読むべき作品でした。  主人公は勤めていたバイオ企業を辞職した侑平、父方の祖父母が亡くなりその実家を売却すると父からの連絡を受けて、愛媛県松山市にある空き家を訪れていた。そこで見つけた13月まであるカレンダー、祖父が祖母の病状を綴ったノートには、祖母の寿賀子が「13月はあったのよ」と遺していた…。生前の祖母のことを関係者に訪ね歩く内に、祖母の兄は原爆の犠牲になっていたことを知り…。  1945年8月6日広島に原子爆弾が投下され、多くの方が犠牲になりました。生き残った方も被爆者であることで偏見の目に晒され、差別されてきました。本当に理不尽でやり場のない気持ちになりましたが、小説として読んだのは初めてだったかもしれません…。  13月までのカレンダーは祖父の祖母への愛の形、そして周りの人を幸せにするものでした。

Posted by ブクログ

2025/11/04

修学旅行で広島に行き、リニューアル前の原爆資料館を訪れて、しばらく怖くて寝付けない夜が続いたことを思い出した。 戦争や原爆についてはなんとなく知っていたけど、それが現実に自分の国で起こったことなんだと実感してのは、多分あれが初めてのことだったはず。 語り部の方のお話を今でもしっか...

修学旅行で広島に行き、リニューアル前の原爆資料館を訪れて、しばらく怖くて寝付けない夜が続いたことを思い出した。 戦争や原爆についてはなんとなく知っていたけど、それが現実に自分の国で起こったことなんだと実感してのは、多分あれが初めてのことだったはず。 語り部の方のお話を今でもしっかりと覚えている。 主人公の侑平は祖父の家じまいを託されたことをきっかけに、祖母が広島出身であることを知る。自分のルーツを遡っていく中で、リアルな戦争体験を知ることに。 これからどんどん難しくなっていくだろうけど、体験談を聞くことは大切なことだとつくづく思う。 日本被団協団体理事の松浦さんの言葉「被爆者の語り部活動に匹敵するほどの小説です」の通り、こうやって小説を通じて知ることも大事だなと。 8月にたくさんのフォロワーさんが戦争関係のものを読まれている中、つい避けていたことを反省。

Posted by ブクログ