1,800円以上の注文で送料無料

桜のかき揚げ 食堂のおばちゃん 18 ハルキ文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-01-08

桜のかき揚げ 食堂のおばちゃん 18 ハルキ文庫

山口恵以子(著者)

追加する に追加する

桜のかき揚げ 食堂のおばちゃん 18 ハルキ文庫

定価 ¥759

550 定価より209円(27%)おトク

獲得ポイント5P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗受取なら1点でも送料無料!

店着予定:12/10(水)~12/15(月)

店舗到着予定:12/10(水)~12/15(月)

店舗受取目安:12/10(水)~12/15(月)

店舗到着予定

12/10(水)~12/15

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

12/10(水)~12/15(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2025/07/15
JAN 9784758447423

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

12/10(水)~12/15(月)

桜のかき揚げ

¥550

商品レビュー

3.5

12件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/11/04

一二三(にのまえ ふみ)と姑の一一子(にのまえ いちこ)が、従業員の皐(さつき)と三人で営む「はじめ食堂」のシリーズ、第18弾。 正月から初夏までの、年前半編。 季節。季節がとても大事。 異常気象なのかなんなのか、気候がおかしい中、旬の食材を使って料理で季節感をアピールしたり、イ...

一二三(にのまえ ふみ)と姑の一一子(にのまえ いちこ)が、従業員の皐(さつき)と三人で営む「はじめ食堂」のシリーズ、第18弾。 正月から初夏までの、年前半編。 季節。季節がとても大事。 異常気象なのかなんなのか、気候がおかしい中、旬の食材を使って料理で季節感をアピールしたり、イベントで盛り上げたり。 日本の四季は消えていくのか・・・?・・・四季は消えつつあっても行事は残るのではないか? 世界遺産に認定された日本料理ですが・・・これを伝えていく事はできるのだろうか。 料理とお酒のマリアージュに力を入れている印象。 常連さんはたくさんいるけれど、辰浪康平(たつなみ こうへい)と菊川瑠美(きくかわ るみ)の登場が多い。 特に康平は、はじめ食堂専属の酒一般ソムリエみたいになっている。 常連客の会話を読むだけで、自分も一緒に雑談しているような気分が素敵。 印象に残ったのは、柔道の道場を経営する、稲成正輝(いなり まさき)の離婚騒動。 ついて来てくれるのが当たり前、自分が嬉しい事は妻も嬉しいに違いない。という、悪気のないところが却って始末に追えない「男の勘違い」。 NOを言えなくて、常にモヤモヤしていた女性が、ある日突然爆発する。 男が「いい人」であっても、なぜかそこに気づかない。 これが一番の、男と女の間の溝ではないだろうか。 深い! 【第一話 幻惑のフルコース】 二三の娘の一要(にのまえ かなめ)は、出版社に勤務している。 常連客で料理研究家の菊川瑠美から、コメンテイターでエッセイストの相葉由布(あいば ゆう)を紹介された。すでに食のエッセイ本が人気を博しているが、新しい趣向で、またグルメ本を出したいという 【第二話 おしんこマイラブ】 糠床は奥が深い。同じレシピで作っても、毎日かき回すうちにその人だけの味になる 【第三話 日陰のサラダ】 サラダは単なる付け合わせではないと思う、個人的には。 【第四話 桜のかき揚げ】 お花見の趣向として、一人一話、珍しい話をする。 天ぷらとかき揚げは、桜の花にふさわしい、桜鯛、桜海老。 【第五話 コンソメのふる里】 将棋のことしか考えられない火宅の人であった赤目将大(あかめ まさひろ)は赤目万里(ばんり)の曾祖父にあたる かつて『将棋春秋』の編集部にいた谷山芳次(たにやま よしつぐ)は、無茶苦茶だったけど憎めないその生き様を本にしたいと言う 赤目将大は一子と孝蔵がはじめ食堂をやっていた頃の常連で、注文は必ず、コンソメスープとビールだった はじめ食堂の昔語り、一子は亡き夫の孝蔵(こうぞう)と食堂を切り盛りしていた頃を夢のように思い出す・・・なんだか最終回みたいなラストだった。

Posted by ブクログ

2025/10/23

はじめ食堂の1日が始まり、馴じみのお客さんに料理を出し食事して帰る。いつもの食堂の時間が展開され、時々その中でぬか床の作り方や、ピアノバイオリン、日本の固典芸能その他の話が、そして人生相談まで、はじめ食堂は心温まるみんなの居場所。

Posted by ブクログ

2025/10/20

優しさがいっぱい散らばった本。 心に悪魔を住まわせている私には?先生を裏切ったあの方なんて、もっと痛めつけろー!なんてことを考えてしまいますが…。 そんな私でも、読後は優しい気持ちでいっぱいになります。 心がギスギスしたときに読むと良し。 そうでないときも、もちろん面白いけど...

優しさがいっぱい散らばった本。 心に悪魔を住まわせている私には?先生を裏切ったあの方なんて、もっと痛めつけろー!なんてことを考えてしまいますが…。 そんな私でも、読後は優しい気持ちでいっぱいになります。 心がギスギスしたときに読むと良し。 そうでないときも、もちろん面白いけど。

Posted by ブクログ