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絣の着物 壺井栄戦争末期短編集 こはく文庫
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絣の着物 壺井栄戦争末期短編集 こはく文庫

壺井栄(著者), 秦剛(編者)

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絣の着物 壺井栄戦争末期短編集 こはく文庫

定価 ¥2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 琥珀書房
発売年月日 2025/07/16
JAN 9784911589168

絣の着物 壺井栄戦争末期短編集

¥1,650

商品レビュー

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2025/09/27

 戦後80年を経て、日本で出版されたとのこと。 それまでの経緯が、あとがきにあったので、そこから読み始めました。  戦中の日常が書かれていて、人々の生活の営みを感じられました。興味深いものではありましたが、これが出版禁止になるようなものなのか、戦争を知らない自分は想像がつかず、で...

 戦後80年を経て、日本で出版されたとのこと。 それまでの経緯が、あとがきにあったので、そこから読み始めました。  戦中の日常が書かれていて、人々の生活の営みを感じられました。興味深いものではありましたが、これが出版禁止になるようなものなのか、戦争を知らない自分は想像がつかず、でもそんな世の中の流れが、とても怖く感じました。  文体も今とはずいぶん違っているので、80年くらいで、こんなに変わっているんだなと、時代の流れの速さに驚きです。

Posted by ブクログ

2025/08/19

1945年6月、北京で出版された、壷井栄の短編小説『絣の着物』。著者さえも手に取ったことがなく、幻の本となっていたが、昨年、北京で日本文学を研究する秦剛 氏が北京の大学の図書館で発見。それをもとに、戦後80年を経て、日本で出版されたのが、この本である。 当初、北京で出版された背...

1945年6月、北京で出版された、壷井栄の短編小説『絣の着物』。著者さえも手に取ったことがなく、幻の本となっていたが、昨年、北京で日本文学を研究する秦剛 氏が北京の大学の図書館で発見。それをもとに、戦後80年を経て、日本で出版されたのが、この本である。 当初、北京で出版された背景には、戦争末期、紙不足と言論統制により、日本本国での出版が難しくなっていたことがあるという。 私は子どもの頃、壷井栄の『二十四の瞳』を読み、大石先生と12人の教え子を絵に描いた記憶がある。へたっぴな”似顔絵”を描かずにはいられないほど、その小説の世界は美しく、だからこそ、結末の悲しさに打ちひしがれたのだと思う。『柿の木のある家』の家族の物語にも憧れた。 そんなわけで、この『絣の着物』は、何の迷いもなく購入。久しぶりの壷井栄は、家族の慈愛と悲しみに満ちていて、子どもの頃以上に沁みるようだ。ふわふわと温かかな何が、老いた私の心の奥に、じんわりと留まっている。

Posted by ブクログ