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都市殺し ジェントリフィケーション・不平等・抵抗
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 明石書店 |
| 発売年月日 | 2025/07/03 |
| JAN | 9784750359434 |
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都市殺し
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
都市再生というポジティブなこととジェントリフィケーションは定義されるはずだが、本書は真逆の現実を告発する。第一章はニューオーリンズ。ハリケーンカトリーナで貧困地域が一掃され、再建にあたって元の住民が戻って来られないよう施策された。住宅、教育いずれも低所得層の手が届かないよう意図的に再構築された。 これによりコミュニティは解体され、馴染みの店は消滅し、運よく戻って来られた人も元の街とは違った土地と感じるほどだ。 黒人にとってはジェントリフィケーションは虐殺と言っても大袈裟ではない。 行政は税金を払ってくれる高額所得者を呼び込み、街の活性化を図りたい。これは自然の成り行きでは決してない。 これは大変な事実だと思う。自治体が企業のように経営第一と言ってはばからない、ディストピアのような世界。 しかし、第一章だけで結構なページ数があるが、住民の所感などが多い。データの提示などが足りず、具体的な評価が難しい気がする。そのため、読むのは第一章で打ち切った。もう少し端的な分析が読みたい。
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わたしがこの本の中で行ったことある街ニューオーリンズを真っ先に読んでみた。 セントチャールズStからストリートカーに乗ると、素敵な庭の邸宅が続く。観光ガイドの写真はたしかに全て通り沿いのfancyな家しか写さない。 その裏手に拡がるのはショットガンハウスと呼ばれる平屋、壁には大量...
わたしがこの本の中で行ったことある街ニューオーリンズを真っ先に読んでみた。 セントチャールズStからストリートカーに乗ると、素敵な庭の邸宅が続く。観光ガイドの写真はたしかに全て通り沿いのfancyな家しか写さない。 その裏手に拡がるのはショットガンハウスと呼ばれる平屋、壁には大量のゴキブリが潜む、そしてプロジェクトと呼ばれる団地群。黒人の子供しかいない学校。凸凹の舗装されていない、大きな水溜まりだらけの道路。 わたしは入ってはいけないと言われていたが当時フレットストリートを歩いていた。そんな記憶を思い出してしまった。今も危ないのでオススメしない。 フレンチクォーターからストリートカーではなくフレットstのバスを乗るとわかる。 ハリケーンカトリーナがニューオーリンズを直撃したのは2005年、その後が書かれていた為、興味深く読ませてもらった。 P.106 ジェントリファイされた側の目には、都市再生は立ち退きに、新しいビジネスはチャンスは人種の選別に、しゃれた近隣はコミュニティーの喪失に。 わたしは何かこの本を読んでいて、日本のことを考えてみた、何千円もする観光客用としか考えられない飲食店やら施設やら、免税をやたらうたう店舗、高いマンション群、アメリカのような貧富の格差はそこまで無いのかもしれないが街が少しずつ殺されていく感覚は最近感じられる。 森が伐採されて、今まで暗闇で日が当たらなかったところが日にあたり、様々な植物が生えて、最後には元の木々が生えて戻ることはあるかもしれないが、一度殺された都市はまた同じコミュニティーには戻ることはないかもしれない。
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