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- 1219-06-24
極上の仮名 王朝貴族の教養と美意識
定価 ¥2,750
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 勉誠社 |
| 発売年月日 | 2025/06/25 |
| JAN | 9784585370208 |
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極上の仮名
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極上の仮名
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本日11月1日は「古典の日」。 1008年、藤原公任が『源氏物語』を言及した記録が残ることに由来し、古典文学を未来へとつなぐ日とされています。 去年も古典の日アピールしたけれど 世間はちっともなびかないです。 この夏、平安書道研究会900回記念特別展が五島美術館で開催された。こ...
本日11月1日は「古典の日」。 1008年、藤原公任が『源氏物語』を言及した記録が残ることに由来し、古典文学を未来へとつなぐ日とされています。 去年も古典の日アピールしたけれど 世間はちっともなびかないです。 この夏、平安書道研究会900回記念特別展が五島美術館で開催された。これはその図録ですが、図録としては珍しく図書登録されている点に、この企画展への気合いを感じます。 しばらく手元に置いていたものの、読了というよりは、臨書の折に必要な情報を引き出すための、参照図録として使うことにした。 図録の表紙は「石山切」。 仮名の流麗さもさることながら、まず目を奪われるのは、書かれている紙そのものです。 制作方法を知らない時は、じわりと色を染め分けたのだろうと思っていたのですが、実際には異なる色の紙を数ミリ単位で貼り合わせて一枚の景色をつくり出しているのだとか。 この「破り継」と呼ばれる技法――なんと繊細で、そして大胆な美意識。 貼り継ぎの妙に感嘆しつつ、貼り終えたあとに筆を入れる、その瞬間の緊張感を思うと、ただただ息をのむばかりです。 今回、「継色紙」は2点展示されており、私の今年の臨書課題です。 そのうちの一つ、No.62は重要美術品で、なんと個人蔵という驚き。 持ち主の方は、江戸の頃に茶人のご先祖でもいらしたのでしょうか。表具まで見事で、書とともに時代の趣が息づいています。 また、印象に残ったのはNo.24・25の中院切。 伝源実朝筆とされるもので、“伝”付きなので確定ではありませんが、ちょうど『安徳天皇漂流記』を読んだ後だったこともあり、胸に響きました。 文化によって政治を動かそうとした源実朝―その人を思わせるような、やわらかでおだやかな筆跡。まさに「さもありなん」と感じました。 今回は、書家であり研究者でもあった飯島春敬氏の蒐集品と、五島美術館の所蔵品とが並ぶ、平安仮名の名品展。 書道人口は減り、高齢化も進むなか、それでもギャラリートークは満席で、熱心なファンの姿が絶えませんでした。 仮名という小さな文字に、千年の美意識と人の息づかいがいまも確かに宿る、そんな特別展でした。
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