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ルポ 戦争トラウマ 日本兵たちの心の傷にいま向き合う 朝日新書1007
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2025/06/13 |
| JAN | 9784022953216 |
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ルポ 戦争トラウマ
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商品レビュー
4.7
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「戦争トラウマ」とは、戦争や紛争の加害と被害、空襲体験や避難生活など、「いのちの危険を強く感じる出来事」によって、心に深い傷を負うことを言う。これまでの日本では、被爆や空襲などの被害の歴史に目を向けてきたが、戦争トラウマにはほとんど関心が払われてこなかったのではないか。 本書...
「戦争トラウマ」とは、戦争や紛争の加害と被害、空襲体験や避難生活など、「いのちの危険を強く感じる出来事」によって、心に深い傷を負うことを言う。これまでの日本では、被爆や空襲などの被害の歴史に目を向けてきたが、戦争トラウマにはほとんど関心が払われてこなかったのではないか。 本書は、元日本兵の過酷な戦争体験によるトラウマだけではなく、沖縄戦、原爆、東京大空襲など、一般市民の戦争の被害と加害の多様な聞き取り調査を重層的に検証する。政府や上官による秘匿命令や自己抑止など、抑圧された加害や被害に苦しみは、無気力、飲酒と家庭内暴力(DV)、性虐待(近親性交)など心身に深刻な影響及ぼし、世代間連鎖していることも検証する。また、仲間や家族を失い、生き残った自責の念からサバイバーズ・ギルト(生存者罪悪感)に苦しむ人も少なくない。世代間連鎖の課題では、祖父・父からの家庭内暴力(DV)を受け止め、自身が起こしている家庭内暴力を内省的に捉えて、世代間連鎖を断ち切ろうとする戦争トラウマの家族も紹介する。戦後80年を超えた私たちは、家庭内暴力(DV)や虐待などの背景に、戦争トラウマが潜んでいないか、あらためて家族の生い立ちや境遇を知る必要があるかもしれない。まずは、戦争による加害と被害は、広範囲・多岐に渡っており、非戦を貫くことこそが、家庭内暴力や虐待を防ぐひとつの道ではないかと思う。STOP・WAR。 意外と知られていないが、第1次世界大戦は、大砲や戦車、毒ガス兵器など人類戦史上はじめの大規模殺戮が行われ、シェルショックを起こす兵隊が続出した。シェルショックとは、戦闘の激しさに対するストレス反応となり、パニックや恐怖反応、逃避行動、理性の欠如、睡眠や歩行障害など様々な形で現れ、無力感を引き起こす。第2次世界大戦では、日本の傷兵にもシェルショックを起こす兵隊が増えたが、日本帝国軍部は詐病などとして扱い、兵隊を含む家族も辛酸を舐めた。以後の、ベトナム戦争やイラク戦争でも戦争トラウマが社会問題となっており、非戦こそが戦争トラウマとその後の世代間の負の連鎖による被害を起こさない重要なキーワードであると言えるのではないか。
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戦争トラウマがあると ・父が酒に酔って暴れる ・ちゃぶ台を返して怒鳴り散らかす などが共通点になるのか、と驚き。多くの人に取材しているはずなのに似た話がよく出てくる。読み物として似た話ばかりで退屈、という意味ではなく戦争トラウマが持つ恐ろしさに驚いている。 読んだ限り、目を逸ら...
戦争トラウマがあると ・父が酒に酔って暴れる ・ちゃぶ台を返して怒鳴り散らかす などが共通点になるのか、と驚き。多くの人に取材しているはずなのに似た話がよく出てくる。読み物として似た話ばかりで退屈、という意味ではなく戦争トラウマが持つ恐ろしさに驚いている。 読んだ限り、目を逸らしてはいけない事実だと思ったけど小中高大と今まで全く触れることがなかった。きっと日本全体がなんとなく目を逸らしていたんじゃないかと思う(自分が真面目じゃないというのも当然ある)。戦争トラウマを持つ人やその子孫から直接危害与えられたらもちろん良い思いはしないが、それでも知っているだけで少しは想像力を働かせられるはずなので、少しでも多くの人に届いたら良いな、という一冊だった。
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ノンフィクションのエピソードがこれでもかと収録されている。 個人的には、復員後PTSDに苦しみ、家族にDVなどをした後自殺した人が、想像以上に多かったことに衝撃を受けた。また、武田鉄矢の取材コラムも凄まじかった。 日本の(日本人)の良くないところがよく分かるうえに、戦争がもた...
ノンフィクションのエピソードがこれでもかと収録されている。 個人的には、復員後PTSDに苦しみ、家族にDVなどをした後自殺した人が、想像以上に多かったことに衝撃を受けた。また、武田鉄矢の取材コラムも凄まじかった。 日本の(日本人)の良くないところがよく分かるうえに、戦争がもたらす長期的で連続した被害についても理解を深めることができた。 復員後の元日本兵の「被害」のトラウマだけでなく、彼らが戦時下に他者に行った「加害」、戦後に自身の家族に向けた「加害」などにも触れられていて良かったと思う。被害者であり加害者である、このことは忘れずにいたい。
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