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昭和20年8月15日 文化人たちは玉音放送をどう聞いたか NHK出版新書744
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昭和20年8月15日 文化人たちは玉音放送をどう聞いたか NHK出版新書744

中川右介(著者)

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昭和20年8月15日 文化人たちは玉音放送をどう聞いたか NHK出版新書744

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2025/06/10
JAN 9784140887448

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昭和20年8月15日

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商品レビュー

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2026/08/31

 「玉音放送」で初めて天皇の声を聴いたこの日。著名人達の反応を「文学者・文豪」、「映画関係者」、「演劇・歌舞伎等関係者」や後の「マンガ家たち」、「映画監督」、「作家たち」に分けてその人々が遺した著作からその時の心情や感想等の読み取れるもの集めた記録集。  特に当時19歳だった作家...

 「玉音放送」で初めて天皇の声を聴いたこの日。著名人達の反応を「文学者・文豪」、「映画関係者」、「演劇・歌舞伎等関係者」や後の「マンガ家たち」、「映画監督」、「作家たち」に分けてその人々が遺した著作からその時の心情や感想等の読み取れるもの集めた記録集。  特に当時19歳だった作家の故星新一が、放送後その足で宮城前広場に行ったが「誰」もいなかったと残しているのは、戦後しばらく宮城前広場で、泣き崩れる人を写した報道機関の「8月15日」プロパガンダに対してしっかりと書き残しているのが印象に残った。

Posted by ブクログ

2025/09/20

『#昭和20年8月15日 文化人たちは玉音放送をどう聞いたか』 ほぼ日書評 Day928 タイトル通りの本。 おひとりあたり1-2頁で、終戦当時既に大スターや相応の地位におられた方から、当時は駆け出しで、その後名をなした方、さらにはまだ子どもだった方まで、多数の著名人が、8...

『#昭和20年8月15日 文化人たちは玉音放送をどう聞いたか』 ほぼ日書評 Day928 タイトル通りの本。 おひとりあたり1-2頁で、終戦当時既に大スターや相応の地位におられた方から、当時は駆け出しで、その後名をなした方、さらにはまだ子どもだった方まで、多数の著名人が、80年前のあの日をいかに過ごしたか?…を、日記や回想録、対談等から丹念に拾ったもの。 太宰、川端、三島といったあたりから始まり、映画人や演劇・歌舞伎からは長谷川一夫や阪妻、先々代あたりの團十郎やら菊五郎やら、歌い手も笠置シヅ子や淡谷のり子など、錚々たる顔ぶれだ。 そうした面々の中でも(とあるブクログ書評からの情報だが)ご存命の方が8名のみだそうで、80年という年月の長さを実感する。 さて、その中身としては、その日をどのように過ごしたか? あるいは「玉音放送」をどう聞いたのか? について、何ということはなかった、雑音ばかりでよく聞こえなかった…といった内容が多い。 たしかに、事前録音されたレコード(玉音はライブではなく録音だったのは有名だが)を当時のラジオで流したわけで、実際によく聞こえないこともあったのだろうが、一方で、超突発的にもたらされた喪失感を、そうした物言いで紛らわせる…そうせざるを得なかったのでは、などと裏読みしてしまう現代人がいる。 当時それなりの大人だったが、後年の活躍もリアルタイムで知っている人(つまりお元気でご長寿だった方)の代表格である、森光子さんの「皆さん、1億火の玉とか言って、15の守りを固めることに粉骨砕身取り組んでおられましたが、心の中では平和を願っていたと思います。私も正直なところ、ほっとしました。なにしろ街を歩いていても、男の人と言えば、おじいさんか子供しかいないのですから。あとはもう女ばかり、その心細さと言ったらありません」といった感覚がいちばんしっくり来るように感じた。 https://amzn.to/4ny1Ar8

Posted by ブクログ

2025/09/11

本書のあとがきに「先に書かれた続編」と言及された『昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃』を読んだのは今から13年前か。ある一日、だけど特別な一日に着目して、その時、同じ時間の中にいた人々が何を感じたか、を資料を駆使して多面的に描き出す、という手法は非常に新鮮で...

本書のあとがきに「先に書かれた続編」と言及された『昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃』を読んだのは今から13年前か。ある一日、だけど特別な一日に着目して、その時、同じ時間の中にいた人々が何を感じたか、を資料を駆使して多面的に描き出す、という手法は非常に新鮮で中川右介というライターに着目したきっかけでもありました。時を超え「後から書かれた本編」としての本書でもその方法論は一貫しています。今回の一日は昭和天皇の肉声がラジオで流れた日、です。戦後80年というタイミングが本書が生まれたきっかけなのでしょう。半藤一利『日本のいちばん長い日』が描くのは玉音放送の内側の葛藤だとしたら、本書ではは放送の届く先の茫然が描かれています。「いちばん長い日」ではなく「いちばん昨日と明日が切り離された日」かもしれません。しかし本書は前著に比べて、自分の知っている敗戦物語の範疇に入ってました。なぜだろう?考えたのは昭和45年11月25日は自分も生を受けていてその瞬間の異常な空気をなんとなく感じていたのに対して、昭和20年8月15日の空気は自分の時間と切り離された初めから物語化されたものだったから…しかし、自分の仮説が正しいとするとそれは、時代の中にそのモーメントの衝撃を身体と精神で受け止めた人がいなくなったらどうなるのだろう、という恐怖と裏腹でもあると思いました。実際、本書に登場する人物で存命なのは、135名(たぶん)の登場人物の中で加山雄三、岡田茉莉子、岸惠子、わたなべまさこ、ちばてつや、五木寛之、筒井康隆、黒柳徹子の8名だけ。これが0名になる時、そして社会全体でも戦争の記憶を持つ人がいなくなる時、8月15日は体感のない物語になるのかも、という焦燥感を持ちました。この夏、敗戦読書のひとまずの句読点。

Posted by ブクログ

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