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狼よ、震えて眠れ(1) ハルタC
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2025/06/13 |
| JAN | 9784047383883 |

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狼よ、震えて眠れ(1)
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
1980年の北インド。捜査のため盗賊団へ潜入する探偵のサラサ。彼女が潜入した盗賊団は、支配者層20人を殺害した「カランカル虐殺事件」の主犯と見られる一団で、リーダーは女性。「盗賊の女王」として崇拝されてゆく彼女を逮捕するための潜入劇。 だが、盗賊団に潜入し生活を共にしてゆく中で、...
1980年の北インド。捜査のため盗賊団へ潜入する探偵のサラサ。彼女が潜入した盗賊団は、支配者層20人を殺害した「カランカル虐殺事件」の主犯と見られる一団で、リーダーは女性。「盗賊の女王」として崇拝されてゆく彼女を逮捕するための潜入劇。 だが、盗賊団に潜入し生活を共にしてゆく中で、不思議なことに友情が生まれてゆき、ただただ「悪」であると断じてよいのかどうか、という葛藤が生まれてゆくんだろうなぁ。 潜入しているサラサという女性の信念が社会正義よりも、既存権力を見返すといった方向に強く傾いているのが、友情や友誼を育んでしまう要因の一つではないだろうかと思います。 そもそもが、父親への反抗心、彼を含むインド特有の階級社会への憎しみに起因しているので、その構図を覆す力を持っている盗賊団へはシンパシーを感じてしまうのではないでしょうか。その力は結論からいうと、暴力であり殺人も含んでいるので、社会的に言えば「悪」であるとはいえ、公正な裁きが期待できない現状があるのであれば、必要悪でもあるのではないか、という思いが強くなってゆくのかなぁ。 サラサが所属しているのは、潜入捜査というスパイであっても、警察組織という公権力で、特別なことがなければ「善」の側にいると素直に信じているもの。 警察が「善」で盗賊が「悪」という単純な二元論に割り切れなくなった時に、サラサがどういった決断をして、物語がどういうふうに展開してゆくのか、ですね。 警察の方の「悪」である部分も見えてきている1巻ラストなので、離反するんじゃないなぁ。と思います。どうせなら、盗賊団の一員でなくて、リーダー2人体勢とかどうだろうか。あるいは、継承者になるとかさ。 既存権力、頑迷な社会構造に己の信念でもって立ち向かう女性をハトシェプストに続いて描くであろう犬童千絵の「狼よ、震えて眠れ」。きな臭い雰囲気がぷんぷんしていて、いいです。一寸歳は闇のスリルがいいですねぇ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語-』の作者・犬童千絵さんの新作という事で気になった『狼よ、震えて眠れ』。 壮絶な身分・性別格差がある中で変わっていく人間関係が面白くて捲るページが止まらなかった。 自分を生きるカリナがカッコいいわ。 早く次巻出ないかな。
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