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「人生で大切なことに気づく」ための文章術 自分のことを書いてみる
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | アスコム |
| 発売年月日 | 2025/05/29 |
| JAN | 9784776214113 |
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「人生で大切なことに気づく」ための文章術 自分のことを書いてみる
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商品レビュー
3.4
6件のお客様レビュー
著者のグルメや俳句に関するエッセイを読んだことがあって、どうやって作品を作っているのか分かるかも! と期待した1冊 余白たっぷり、文字も大きめで、内容的にはこれまでの人生を振り返るシニア向け、という印象。 分かりやすくて勉強になったのが、形容詞の代わりに「名詞+動詞」を使うこ...
著者のグルメや俳句に関するエッセイを読んだことがあって、どうやって作品を作っているのか分かるかも! と期待した1冊 余白たっぷり、文字も大きめで、内容的にはこれまでの人生を振り返るシニア向け、という印象。 分かりやすくて勉強になったのが、形容詞の代わりに「名詞+動詞」を使うこと。 夏休みに孫が来るから“嬉しい(形容詞)”だと、読者的に「ああ、そう…」で終わってしまうけれども、「普段は使わない大きい鍋(名詞)を、引っ張り出し(動詞)、大量のそうめんを茹でた」と書けば、嬉しい気持ちも情景も伝わってくる。 文章を書くっていうのは、どこまで感情を細かく観察できるかなんだな、って感心した。
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これまで何度、挫折を繰り返してきたことか___ 私はこれまで何度も「自分の経験」を書こうとチャレンジしてきました。 「自分の経験を書き残したい」ブログでの連載や出版などにも挑戦しました。けれどもその思いは虚しく、筆がどうしても進まない。はじめは内容が濃く分量も多いのに、すぐに書...
これまで何度、挫折を繰り返してきたことか___ 私はこれまで何度も「自分の経験」を書こうとチャレンジしてきました。 「自分の経験を書き残したい」ブログでの連載や出版などにも挑戦しました。けれどもその思いは虚しく、筆がどうしても進まない。はじめは内容が濃く分量も多いのに、すぐに書くことがなくなってしまう。ワードを開いたはいいものの、何を打ち込めばいいのか分からない。どうしても書けない自分の筆力を恨めしく思いながら、私は、「自分のことを書くこと」を、半ばあきらめていました。 けれどもこの本を読み「もう一度、挑戦してみようかな」と思う自分がいます。というのも、この本の内容が、私にすっと馴染むように感じたからです。 たとえば「書く前の準備」について。 この本では、こう書かれています。 「自分のことを書くときに、最初に「テーマ」を決める必要はありません。ご説明したように、最初にすべきは「軸」を決めることです。」(本書P74から引用) 軸とは「作品・話の内容となる材料」つまり「題材」のこと。たとえば食べ物・ファッション・お金など。 テーマとは「作品・話の根本に一貫して流れている主張や主題」のこと。たとえば家族愛・親子愛・友情・成長などです。 私はこれまで「先にテーマ(目的)を決めることが大事」だと思っていました。 けれどもそのやり方だと途中で書けなくなる自分がいました。「テーマから外れることを書いたらダメだ」と自分に制限をかけてしまうのです。すると、どんどん書けることがなくなってしまうだけでなく、書く意欲もどんどん痩せ細ってしまいました。「1テーマを書き上げるだけの経験も筆力も、きっと自分にはないんだ……」と、誰にも気づかれることなく、私はそっと筆を置いたのです。 この本の大きな主張のひとつは「抽象よりも具体」だと、私は思いました。 たとえば家族愛や親子愛、友情など、抽象的な話って、書くのが難しくないですか?抽象だと書けなくなる。また抽象だと、変に背伸びしてしまう。結果、わざとらしくなったり、不自然な文章になってしまう。自分らしくなくなるので、書く意欲が落ちてくる。 一方で、たとえば「好きな食べ物」とか「一番お金をかけたもの」など、具体であれば書きやすい。事実を具体的に書けばいいので、背伸びする必要もない。結果、自然な感じの、等身大の文章が書ける。自分らしく書けるので、書く意欲も続きやすい。 もちろん「具体」を大事にしたら、すべて解決!____というシンプルな話でもないでしょう。たとえばネガティブな話は、具体的に書こうとするほど、かえって気分が落ち込むことがあるかもしれません。 この本では「抽象より具体」で書いた際の課題についても、カバーされています。さきほどの「ネガティブな思い出の扱い方・書き方」も触れられています。私の実体験とも重なるところがあり、「んー、確かにそのとおりだ」と何度もうならされました。 この本を読んだからといって「書けるようになった!」と言えるかどうかは、これからの私次第ではありますが笑。けれども少なくとも、「自分のことを書く」ことを諦めかけていた心に、ちろっと火をつけてくれた一冊ではあります。 この本を何度もめくりながら、私もふたたび筆をとってみたいと思います。 (追伸)著者の岸本葉子さんは『エッセイの書き方』という本も出版されている模様。今回の本が良かったので、そちらも読んでみようと思います。
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「私」を主語にして話すこと。書くこと。あきらめないでコツコツ書き続ける。その先に、まだ自分でも知らない自分がいるのかもしれない。そんなふうに感じた。
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