幸せな社長 不幸な社長 幸せな社長になるための13の習慣

永田弘道(著者)

• 販売会社／発売会社: 鴨ブックス
• 発売年月日: 2025/05/30
• JAN: 9784910616179

商品レビュー

2025/09/04

この本は社長150人に聞き取りをして幸せな社長はどういう社長かとまとめたものです。ただ社長だけではなく、社員にも知っておくと成長していくポイントがあるのではないかと感じました。

特に3つ印象に残ったことを書きます。
1点目は中小企業の戦い方です。
1.圧倒的な価格で勝つか
2.圧倒的な専門性で勝つか
3.圧倒的な親しみで勝つか
と言う話がありました。例えば美容室。圧倒的な低価格で勝とうと思っていても、QBハウスがカット10分1400円の低価格で売り出せば、中小企業は追いつけません。逆に高価格店では技術とセンスで他店を圧倒するため、カリスマ美容師がいることがポイント。しかしカリスマを作ると言うのも一朝一夕ではいきません。親しみは地元の美容室が該当すると書いてありました。地元の目の前の人を大切にする親しみが強い絆を作って、リピーターがつきやすく、口コミを生まれる秘訣だと書いてあります。やはり目の前の人を大切にして、ファンを作っていくこと、ブランディング化していくことが大切なんだなとわかりました。

2点目は、時間あたりの付加価値を明示することで給与システムで成功していると言う話です。自分は時間あたりの生産性の意識が低いので、これを上げていくのは大事だなと感じました。そうすると、短時間でやろうとするのと、人にもっと仕事がふれるんではないかと感じました。

3点目は、数字を挟んでの議論が必要であることです。自分も数字を作るように話をしますが、議論がないとなぜ作らないといけないのかがイメージできないので作れないし、当事者意識が生まれないとこの本を読んで感じました。

2025/06/04

　社長はわがままであれ。

　共感出来る反面、それはカリスマ性があって成り立つものじゃないかと思う。

　会社は部活だ。

　それも共感出来る。でもそれは個々のレベルが高い前提じゃなければ成り立たないものだとも思う。

　中小企業の役員は専業主婦と似ていて、苦労が報われない役職であり立場であると、心の底から思う。