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ハックルベリー・フィンの冒険
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小鳥遊書房 |
| 発売年月日 | 2025/05/30 |
| JAN | 9784867800775 |
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ハックルベリー・フィンの冒険
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商品レビュー
4.7
3件のお客様レビュー
おもしろかったです! トム・ソーヤー(トム)っていろいろ知ってるのにハチャメチャなことするんです!トムの冒険はワクワクドキドキで楽しそう!『トム・ソーヤーの冒険』が読みたくなります。 でも、ハックルベリー・フィン(ハック)はちょっと違う感じ。13歳の悪ガキだけど、トムと比べる...
おもしろかったです! トム・ソーヤー(トム)っていろいろ知ってるのにハチャメチャなことするんです!トムの冒険はワクワクドキドキで楽しそう!『トム・ソーヤーの冒険』が読みたくなります。 でも、ハックルベリー・フィン(ハック)はちょっと違う感じ。13歳の悪ガキだけど、トムと比べると普通っぽく感じます。同じ「冒険」といっても、ハックの冒険は苦しいこと、悲しいことのほうが多いです。 この『ハックルベリー・フィンの冒険』は『ジェイムズ』(https://booklog.jp/item/1/4309209289)で盛り上がるために読みましたが、こっちのほうが数倍おもしろいんじゃない? と心配になります。(笑) 物語は、ハックが語り部となって進行するのがポイントのようです。一方、『ジェイムズ』では、本書でハックといっしょにミシシッピ川を下る、黒人「ジム」の視点からみた『ハックルベリー・フィンの冒険』だそうです。だから、わたしは本書では「ジム」に注目しながら読みました。 でも、わたしの読み方は抜けだらけ・見落としだらけだったみたい。訳者の市川亮平さんの詳細な「あとがき」を読んだらわかりました。 じつは「目次」のまえのところに、作者のマーク・トウェインさんからの「警告」があるんです。(警告してるのは兵站部長G・Gさん) 「この物語になにか裏の意味があるのではないかと探ろうとする者は射殺される。」だって。どんだけ裏があるのよ! 市川さんは、1885年に出版されてるんだし、もうみんな亡くなってるから、と気にしてない様子です。本当にそうなの?言葉の力を甘く見ないほうがいいと思います。市川さんが天寿を全うされることを祈ります。(笑) この本には、1830~1840年ごろのアメリカ、その当時の「ありのまま」が書かれています。 『ジェイムズ』を意識するなら、いちばんはアメリカ社会での白人と黒人の関係でしょう。ハックにしろトムにしろ、約200年たって「常識」がどう変化するか知る由もないし、自分たちが後々どんな目で見られるのか、その視線からは逃れられないでしょうね。 「ありのまま」でいえば、当時のミシシッピ川周辺の自然描写がとってもよかったです。 ハックはある日、夜空を見上げて考え事をしながら思います。「月の光を浴びながら仰向けになると空の奥のその奥まで見えるんだ。」(P55)なんにもないアメリカ大陸の夜です。 そんな自然のなかで、なんの苦も無く生き抜けるハックのサバイバル力がすごかった。でもこれは冒険の前提条件。その当時、何ものにも縛られず、自由であるためには必要なことだったんでしょう。 翻訳本がいろいろあって、どの『ハックルベリー・フィンの冒険』を選べばよいのか困りました。図書館に何種類もあります。それなのに、なぜか新たに市川さんのが選書されていました。 以前読んだ山形浩生さんの本では柴田元幸さんを褒めてらしてますね。(https://booklog.jp/item/1/4065376815)わたしは新しければいいだろうで本書を選びました。 なにも困ることなく楽しく読めました。市川さんは「方言」で苦労されたようですけど。 例えばジムの黒人言葉は、「よし、やるコタわかっチる。」(P15)みたいに訳されていました。ほかの訳者さんが気になります。ちなみに市川さんは村岡花子さんの翻訳を参考にされたようです。 この物語は、登場人物の言葉や行動が緻密にえがかれていて、いろいろなものがギュッと詰まっているように思います。何回も読めます。わたしも、また読みたいと思った本でした。
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「ジェイムズ」をより楽しみたく、初冒険。比較はしないけど、たぶん市川亮平訳を読めてよかったのだと思う。黒人言葉のあえての「ぎこちなさ」やひらがなとのバランスなど、ちょうどよく読みやすかった。白人と黒人というだけでこんなにも芯から違うのか、とすこしだけでも知れた。 ハックがずっと...
「ジェイムズ」をより楽しみたく、初冒険。比較はしないけど、たぶん市川亮平訳を読めてよかったのだと思う。黒人言葉のあえての「ぎこちなさ」やひらがなとのバランスなど、ちょうどよく読みやすかった。白人と黒人というだけでこんなにも芯から違うのか、とすこしだけでも知れた。 ハックがずっとひたむきで、善悪を知ろうとしたりわかった気になったり心底震え上がったりして、神様どうかこの子は幸せにしてやってよ!と祈りながら読んでいた。トムのいたずらっ子描写や詐欺師コンビの悪どさなどは冗長な印象。ジムとの親愛がよかった。
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マーク・トゥエインの名作『ハックルベリー・フィンの冒険』の市川亮平による新訳。 『ジェイムズ』を読む前に『ハックルベリー・フィンの冒険』をおさらいしたいと思ったのだが、傑作である柴田元幸訳を引っ張り出すよりも別の訳に手を出したくなって、この新訳を手にとってみた。 翻訳に関わら...
マーク・トゥエインの名作『ハックルベリー・フィンの冒険』の市川亮平による新訳。 『ジェイムズ』を読む前に『ハックルベリー・フィンの冒険』をおさらいしたいと思ったのだが、傑作である柴田元幸訳を引っ張り出すよりも別の訳に手を出したくなって、この新訳を手にとってみた。 翻訳に関わらず『ハックルベリー・フィンの冒険』は小説として紛れもない名作であることには変わりない。 柴田元幸訳も素晴らしかったが、この市川亮平氏による訳も読みやすく、素晴らしい翻訳だった。 ジムの話し方なんかはカタカナを織り交ぜて敢えてわかりにくい訳がされていて、今何て? と振り返ることが何度かあったが、それが逆に良いと感じた。 訳者によると「音の再現の差」を意識したとのこと。それはネイティブでも本作の方言の部分(特に黒人の会話)は読むのにぎくしゃくするらしいので、それを日本語でも伝わるように訳されているらしい。 本作はあとがきも良くて『ハックルベリー・フィンの冒険』をさまざまな観点から評価しており、その文章も興味深い。 ハックの生き方やメンタリティから当時の人の精神面が読めるという部分や、宗教心なんかの解説は考えたこともなかった部分だった。 またミステリー要素もあるという視点も、言われてみるまで、古典だしそういうものかくらいの感覚であったため、改めて言及されると確かに謎かも、と。 こうなってくると他の訳書も気になってくる。『ハックルベリー・フィンの冒険』は他の訳書も評判が良く、さまざまな訳書があるので読んでみたくなった。
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