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タイムスリップ・ツーリズム 古代の飛鳥・江戸の吉原・大正末期の湘南へ、現実逃避ぶらり旅
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 現代書館 |
| 発売年月日 | 2025/05/27 |
| JAN | 9784768459744 |

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タイムスリップ・ツーリズム
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タイムスリップ・ツーリズム
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商品レビュー
1.5
3件のお客様レビュー
司馬遼太郎ならいざ知らず、信憑性低い(出典怪しい)内容。呉楽性求めるなら面日さに欠ける。読まない方がマシ?
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この書籍は前田潤氏による「タイムスリップ®ツーリズム」という独創的な旅行概念を提唱した作品で、単なる史跡観光ではなく、歴史的な場所で過去の時代に深く没入することで「現実逃避」と「現実回帰」を同時に実現する旅の方法論を展開しています。著者は、物理的な時間移動ではなく、現在の空間に残...
この書籍は前田潤氏による「タイムスリップ®ツーリズム」という独創的な旅行概念を提唱した作品で、単なる史跡観光ではなく、歴史的な場所で過去の時代に深く没入することで「現実逃避」と「現実回帰」を同時に実現する旅の方法論を展開しています。著者は、物理的な時間移動ではなく、現在の空間に残りながらその場所の歴史や物語に深く入り込み、過去の情景を想像力で再現することで、あたかもその時代を体験しているかのような感覚を得ることを目指しています。この旅を成功させるため、事前の文献研究、想像力の活用、そしてその時代の人々の感情や生活様式への深い共感が重要な要素として提示されています。 第一章では古代飛鳥時代、特に大化の改新(645年)の時代へのタイムスリップが描かれており、益田岩船、亀石、酒船石などの謎に満ちた巨石造形物を巡りながら、古代の技術力や宇宙観、信仰について思索を深めます。談山神社では藤原鎌足を中心とした改新の発祥地として、当時の権力闘争と理想追求の物語を体感し、石舞台古墳では蘇我馬子の権力を象徴する巨大石室から古代豪族の栄華を想像します。この章の核心は、日本の国家形成期における人々の「現実逃避」とも言える新国家建設への情熱を、現代の視点から深く理解することにあります。 第二章は江戸時代の吉原遊廓を舞台に、浮世絵師・葛飾重三郎の人生を追体験する旅として構成されています。吉原の大門通り、日本橋小伝馬町、上野寛永寺、成覚寺などを巡りながら、江戸時代の庶民文化と遊廓という特殊空間に生きた人々の愛憎や葛藤を探求します。著者は吉原を単なる遊興の地ではなく、当時の人々にとっての「現実逃避」の場として位置づけ、そこで展開された人間ドラマや芸術文化の豊かさを通じて、江戸文化の本質的な理解を促しています。 第三章では大正時代末期の湘南を舞台に、文豪・芥川龍之介の晩年へのタイムスリップが展開されます。由比ヶ浜神社、小町園、和田塚、東屋門柱、湘南海岸公園などを訪れながら、芥川の作品世界と彼の精神的苦悩に迫ります。特に芥川の自殺という結末に至るまでの精神的変化と、大正デモクラシーの光と影を背景とした近代日本の不安を深く掘り下げており、文学作品を通じた心の旅の意義を強調しています。芥川作品に頻出する「時間」と「現実逃避」のテーマが、タイムスリップ®ツーリズムの概念と重ね合わされることで、文学的魂への接触が可能になると論じられています。 書籍全体を通じて、著者は過去の人々の「生きた力」や「考える力」に触れることで現在の自分を相対化し、未来への新たな視点を獲得することの重要性を説いています。この旅は最終的に「人間とは何か」「幸福とは何か」といった普遍的な問いに対する個人的な答えを見つける手助けとなり、自分自身の時間をより豊かにするものとして位置づけられています。各時代の人々が抱いた「現実逃避」の衝動を理解することで、現代人も日々の喧騒から離れ、歴史の中に自分の居場所を見出すことができるという、深い哲学的洞察が込められた作品となっています。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
飛鳥時代、斉明天皇の飛鳥、江戸時代、蔦谷重三の吉原、大正時代、芥川龍之介の湘南の歴史散歩。歴史・元本の叙述も地理の叙述も軽すぎ。 中学生の頃あれほど耽溺した芥川をまったく読まなくなったことを思い出した。
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