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ほどなく、お別れです 思い出の箱 小学館文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2025/05/02 |
| JAN | 9784094074567 |
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ほどなく、お別れです 思い出の箱
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商品レビュー
4
30件のお客様レビュー
シリーズ3作目。主人公は2年目に成長しているが、未だに漆原の後ろにくっついている感じで、自信がないだのなんだの言い訳が多くてややイライラした。 そして今作の新しい登場人物、小暮。当初はなかなか理解し難い存在だったけど、小暮の考えも一理あるなと読んでいくうちに思えた。主人公は小暮を...
シリーズ3作目。主人公は2年目に成長しているが、未だに漆原の後ろにくっついている感じで、自信がないだのなんだの言い訳が多くてややイライラした。 そして今作の新しい登場人物、小暮。当初はなかなか理解し難い存在だったけど、小暮の考えも一理あるなと読んでいくうちに思えた。主人公は小暮を毛嫌いし過ぎやけどな…
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「ほどなく、お別れです」の3冊目。 美空が坂東会館の社員になって2年目の繁忙期に入ろうとする頃から始まる物語。 今回もまた、孤独死だったり、火災で亡くなった祖母と孫であったり、故人の妻と姉の確執が激しかったり、という訳アリの葬儀が描かれる。 前半は大手葬儀社でも働いたことがある...
「ほどなく、お別れです」の3冊目。 美空が坂東会館の社員になって2年目の繁忙期に入ろうとする頃から始まる物語。 今回もまた、孤独死だったり、火災で亡くなった祖母と孫であったり、故人の妻と姉の確執が激しかったり、という訳アリの葬儀が描かれる。 前半は大手葬儀社でも働いたことがある小暮が入社してきてその言動が波紋を起こしたり、美空の気持ちが入りすぎて遺族を置き去りにした司会がクレームになったり、イラっとしたりザラっとしたり、ちょっとテンションが上がらない話が続く。 別れた夫が妻の葬儀に出席をしてくる顛末を描く四話目が家族の在り様を語ってなかなかいい話で、そこから小暮や漆原の家族の話につながってうまい具合に締まったが、全体的にはやや平凡。 いわゆる「多死社会」の途上にあって火葬場がひっ迫していて何日も待たなければならない場合も出ているという話も耳にするが、零細な葬祭業者が大半の葬儀業界も変革期を迎えているようで、そうした時代の流れに対応する会社運営や葬儀社における収益向上など小暮が訴えることは、この話のテイストにしては面白いところはあり。 そうした小暮が起こした波紋と漆原の“きれいすぎる”と評されるこれまでのやり方がどう折り合いがつくのかと興味深かったが、小暮の事情に話が逸れてなんとなくうやむやに片付けられた流れにはいささか肩透かし。 美空と漆原の間に色恋沙汰が匂ってきたのも面白くない。 美空が彼のことを上司としては尊敬しながらも、心の中では「漆原」と呼び捨てにしていたり「あの男」呼ばわりするところが二人の関係性だと思っていただけに、なんだかありきたりの話になってきたようでかなり残念。 破綻はありながら作者さんの書きたいことの切実さに惹かれるものがあった1冊目、お仕事小説としていい感じだった2冊目と好きなシリーズだったが、今回はちょっと……だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一作目と二作目を連続で読み、なせだか間に違う本を挟み三作目を読んだ。一作目、二作目と同様にやっぱり定期的に涙が出るシーンがやってくる。電車の中でまた何度も泣いてしまいました(鼻水もじゅるじゅる)。最近電車の中で泣くのもなんか全然気にならない笑笑。きっとやばい奴に見られるてるんでしょうね。一番泣いたシーンは、小暮さんの奧様が亡くなっていたところです。でも途中のところどころ美空とのやりとりからなんとなく“それ”は予測はできていました。でも!いざその小暮が“それ”のことを言ったところに差し掛かった時は、もう涙が止まらなかったです。。 でもなんかこの小説は爽やかなんです、死を扱ってるのに爽やかなんです。なんなんでしょう。 極め付けは、エピローグの葉桜花見の宴会のシーン。ここもやばかった、めちゃ泣けた。でも悲しくて泣けるのとも何か違うのです。小暮が奧様の死のことを語っているのに、強烈なまでに“爽やか”に描かれている。“爽やか”過ぎて泣けてくる感じ。きっとそれは坂東会館のキャラみんなが死を爽やかにさせる存在なんだと思います。自分の大事な家族の死に直面した時のことを思わず想像してしまいます、、、果たして自分はどんな感情を抱くのか?こうして“区切り”をつける事ができるのか?
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