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資本主義リアリズム 増補版
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資本主義リアリズム 増補版

マーク・フィッシャー(著者), 河南瑠莉(訳者), セバスチャン・ブロイ(訳者)

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資本主義リアリズム 増補版

定価 ¥2,640

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 堀之内出版
発売年月日 2025/04/29
JAN 9784911288153

資本主義リアリズム 増補版

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商品レビュー

3.7

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2025/10/04

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Posted by ブクログ

2025/08/24

フィッシャー, マーク(セバスチャン・ブロイ&河南瑠莉訳). 2009=2025. 資本主義リアリズム 増補版. 堀之内出版. https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784911288153 - 先日読書会で読んだ。出てくる作品が日本の一部の批評家の...

フィッシャー, マーク(セバスチャン・ブロイ&河南瑠莉訳). 2009=2025. 資本主義リアリズム 増補版. 堀之内出版. https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784911288153 - 先日読書会で読んだ。出てくる作品が日本の一部の批評家のようにはしっかり説明されきらないので、作品への言及を通じて何を論じようとしているのか掴みづらい箇所が多かった。トゥモローワールド, WALL-E, 天のろくろ(ル=グィン), ボーン・シリーズなど、それ自体に馴染みがない作品も多かった。 - 他方で、ある種のギャング映画やギャングスタ・ラップ的なものが「この世は所詮弱肉強食」的なストーリーを再生産すること、そしてそうしたジャンルの再生産が“この道以外考えられない”ように資本主義リアリズムを補強し続けている、という指摘(pp. 31–33)は、暴力・犯罪映画のアクション部分を偏愛する自分としては反省を促された面があった。 - フィッシャーは80年代サイバーパンク運動を真面目に引き受けてブロガーとして著述業を始め、続け、そして自殺してしまった。だから、というわけでは決してないが、彼が残したこの巨大な問題をどう受け止めればいいのか、答えはまったくみつかっていない。

Posted by ブクログ

2025/05/13

資本主義は現代社会の経済・政治・教育・医療など様々なシステムや我々の価値観を支配する唯一のものである。1980年代に代替可能とされた社会主義が崩壊し、それ以降は資本主義が「唯一の存続可能な政治・経済制度であるのみならず、今やそれに対する論理一貫した代替物を想像することすら不可能だ...

資本主義は現代社会の経済・政治・教育・医療など様々なシステムや我々の価値観を支配する唯一のものである。1980年代に代替可能とされた社会主義が崩壊し、それ以降は資本主義が「唯一の存続可能な政治・経済制度であるのみならず、今やそれに対する論理一貫した代替物を想像することすら不可能だ、という意識が蔓延した状態」となっている。それを資本主義リアリズムと呼ぶ。 国家が担ってきたインフラ等の社会システムを民営化して合理的に運用するのが正義とされ、教育では子どもにいくら課金するかによって学歴が決まり、医療福祉では目的もなくただ生き永らえなければ年金の元を取ることもできない。皆こんな社会システムは駄目だと思っているのに、その代替可能性すら検討されていない。 ポスト資本主義のような、脱成長コミュニズムや資源制約による環境問題ですら、むしろ資本主義を強化する材料として使われてしまう。著名なアーティストによる貧困撲滅等のキャンペーンは、企業の消費を煽るマーケティング手法の1つとなり、その根本原因となる格差拡大や非対称性については考慮すらされないのだ。 この現状に対する若者たちの対処法は、諦めと決めつけによる冷笑主義しかない。SNSという限られたコミュニティでの承認を求め、フォロワー数が資本に代替されるプラットフォームにおいてはいかに相手に課金させるかがリアリズムとなる。本物の正義よりも、影響力のある者がつぶやく思いつきの方が金になる世の中は、地獄なのだがそれを享受するしか道はない。 資本主義リアリズムの副産物として、とくに若者世代の再帰的無能感や現状維持に固執する態度は、先進国において非婚化・少子高齢化による人口減少に現れている。資本主義に必要な経済成長の原資としての人口が、利益の先食いによって減り続けていく現象は何をもたらすのだろうか。その解は誰も持っていない。

Posted by ブクログ