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どうしたらいいかわからない時代に僕が中高生に言いたいこと
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どうしたらいいかわからない時代に僕が中高生に言いたいこと

内田樹(著者)

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どうしたらいいかわからない時代に僕が中高生に言いたいこと

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2025/04/28
JAN 9784794227799

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商品レビュー

4.4

6件のお客様レビュー

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2025/09/13

高校生向けの講演録。うちの中学生でも理解できそう。 聴き取った「助けて」は君が「選ばれた」ということ。近づいて手を差し伸べなさい。「助けて」は「ちょっと手を貸してくれない」と言う言葉かもしれない。天職はそういうきっかけからやってくる。

Posted by ブクログ

2025/06/23

さすが明確な論調。是非、中高生の間にこの思想に触れて欲しい、と思わせるに十分。これまで以上に、どうなるかなんて誰にも分からない将来につき、あれこれ思い悩んでいるより、本当にやりたいことをやればいい。”やらされた”ことに対する後悔より、自分で選んだことなら納得も出来る。痺れますな。...

さすが明確な論調。是非、中高生の間にこの思想に触れて欲しい、と思わせるに十分。これまで以上に、どうなるかなんて誰にも分からない将来につき、あれこれ思い悩んでいるより、本当にやりたいことをやればいい。”やらされた”ことに対する後悔より、自分で選んだことなら納得も出来る。痺れますな。我が子にも是非、だわ。

Posted by ブクログ

2025/06/15

この文書は、内田樹氏が20年ぶりに中高生に向けて執筆したアンソロジーの詳細な分析です。著者は「正真正銘」と「道理的」という二つの核心概念を提示し、若い読者に対して隠し事のない真摯な姿勢と論理的一貫性を持って語りかけることの重要性を強調しています。「わからない」状態を否定的に捉える...

この文書は、内田樹氏が20年ぶりに中高生に向けて執筆したアンソロジーの詳細な分析です。著者は「正真正銘」と「道理的」という二つの核心概念を提示し、若い読者に対して隠し事のない真摯な姿勢と論理的一貫性を持って語りかけることの重要性を強調しています。「わからない」状態を否定的に捉えるのではなく、知的好奇心への出発点として肯定的に受け入れることを推奨し、読者が段階的に理解を深めていくプロセスを重視しています。 ポストコロナ時代の教育と社会変化について、著者は中国と日本の対照的な状況を分析しています。中国では「双減政策」により受験競争の過熱を抑制し、エリート集中育成戦略を通じて国家競争力を維持しようとしているのに対し、日本は急激な人口減少と超高齢化に直面しながらも具体的な対策が不十分であると指摘しています。特に、2025年にはアメリカで既存の仕事の約47%がAIに代替されるリスクがある中で、医療・教育・行政分野の重要性を強調し、「好きなことをやりなさい」というアドバイスの真意について深く考察しています。 個人の能力発揮と協力関係について、著者は革新的な視点を提供しています。人間の潜在能力は100%を超えて150%や200%まで引き出すことが可能であり、そのためには「隣の人に親切に」という利他的な態度が不可欠だと論じています。競争的環境では「学級崩壊」のような現象が生じ、集団全体の知的パフォーマンスが低下する一方、協調的な関係性こそが個人と集団の真の力を引き出すと主張しています。 進路選択と人間関係の側面では、「合都の親」という概念を通じて親子関係の問題点を指摘しています。親や周囲の期待に応えるのではなく、自分が本当に「好きだ」と感じる道を選ぶことの重要性を説き、後悔のない人生を送るためには自らの意思による選択が必要だと述べています。また、「無数の『助けて』を聴き取ること」の重要性を強調し、言葉にならない他者のサインを察知し応える能力こそが人生における真の力になると論じています。 学問と仕事における「天職」の概念について、著者は従来の個人主義的な成功観を批判しています。天職とは自分が探すものではなく、「仕事の方から呼びかけてくる」ものであり、学問や仕事の現場では個人間の競争ではなく集団全体の知的パフォーマンス向上が重要だと強調しています。日本の学問現場における欧米の成果主義の安易な導入を批判し、「知を公共財として構築し、次世代に引き継ぐ」研究者の真の役割を説明しています。 最後に、「学び」と外国語学習の真の意義について深く考察しています。学びとは単なる知識の蓄積ではなく、「自分自身を刷新する」プロセスであり、人の身体や性格、思考様式を形作って文字通り「別人になる」ことにつながると定義しています。外国語学習においても、コミュニケーションツールとしての機能を超えて、「人間的成長」と「目標文化」への参入という文化的側面の重要性を強調し、異なる時間意識や空間意識を体験することで自己の認識を拡張する意義を説いています。著者は、読者が「わからない」時代を肯定的に受け入れ、知的好奇心と探求心を育むことを期待してこの書籍を執筆したと結んでいます。

Posted by ブクログ