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実さえ花さえ 講談社文庫
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実さえ花さえ 講談社文庫

朝井まかて(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2025/04/15
JAN 9784065391075

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実さえ花さえ

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みんなの感想まとめ
  • 江戸時代
  • 商売繁盛
  • 人情味あふれる
  • 夫婦の絆
  • 植物への愛情
  • 新種の桜草
  • 園芸の知恵
  • 自然の美しさ
  • 歴史的背景を描く
  • 心に残るエピソード

江戸時代の向嶋を舞台に、種苗屋「なずな屋」を営む新次とおりん夫婦の商売繁盛と人間模様を描いた物語です。新次は腕の良い花師として名を馳せる一方、かつての修行先である老舗「霧島屋」からの妨害に直面しますが、周囲の温かい助けを受けながら困難を乗り越えていきます。江戸の人々の暮らしや植物への愛情が生き生きと描かれ、商売の知恵や人情味あふれるやり取りが魅力的です。また、桜草の育て方や「染井吉野」の由来など、植物に関する知識も豊富に盛り込まれており、読者は自然の美しさを感じながら物語に引き込まれます。著者のデビュー作とは思えないほどの完成度で、心に残るエピソードが展開されます。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/03/28

朝井まかての本は読んでいて駆け上がるような不思議な感覚がある。そして人情の浮き沈みが読む手を惹きつける。職人気質の花師新次と支えるおりん。最後に染井吉野の名前が出てきて、丁度桜が咲き始めたこの時期にこの本に出会った事が奇跡の様に感じた。 デビュー作とは恐るべし。 この本は時代物が...

朝井まかての本は読んでいて駆け上がるような不思議な感覚がある。そして人情の浮き沈みが読む手を惹きつける。職人気質の花師新次と支えるおりん。最後に染井吉野の名前が出てきて、丁度桜が咲き始めたこの時期にこの本に出会った事が奇跡の様に感じた。 デビュー作とは恐るべし。 この本は時代物が苦手な人にも勧めたい。テレビドラマになっても評判になるだろう。配役は誰がいいかなぁw ここからはネタバレの好きなフレーズ ・「花火を取ってきたよ」と掌にそっと置いたのは赤い金平糖だった。 ・「実さえ花さえ、その葉さえ、今生を限りと生きてこそ美しい」 ・「どんな土地にも誰にでも、分け隔てなく春は巡ってくる」 ・吉野桜(吉原の桜見、吉野花魁の為に植えた) ・ただ、人のために咲く、なればこそ美しく ・今では染井の地にちなんで染井吉野と呼ばれ、江戸っ子の憧れとなっている。

Posted by ブクログ

2025/09/26

時代小説の醍醐味のひとつは人情だと思っている。この方の作品は初めて拝読したが何とも清々しさに心が洗われるようだった。この時代の市井の人々が花を育てる習慣があったことも初めて知った。と言うか見識の狭さを露呈するがそのことを描く作品に出会ったことがなかった。書評を読んで他の作品も読み...

時代小説の醍醐味のひとつは人情だと思っている。この方の作品は初めて拝読したが何とも清々しさに心が洗われるようだった。この時代の市井の人々が花を育てる習慣があったことも初めて知った。と言うか見識の狭さを露呈するがそのことを描く作品に出会ったことがなかった。書評を読んで他の作品も読みたくなった。

Posted by ブクログ

2025/06/26

江戸向嶋の苗物屋「なずな屋」をめぐる物語。 普段は時代小説をあまり読まないけれど、完全に掴まれた。新次、おりん、雀は勿論、その周りの登場人物が挙げたらきりがないほどみんな魅力的。 それぞれの章で起きる出来事とそこに流れる日常。桜の謎からの吉野でクライマックスかと思いきや、一気...

江戸向嶋の苗物屋「なずな屋」をめぐる物語。 普段は時代小説をあまり読まないけれど、完全に掴まれた。新次、おりん、雀は勿論、その周りの登場人物が挙げたらきりがないほどみんな魅力的。 それぞれの章で起きる出来事とそこに流れる日常。桜の謎からの吉野でクライマックスかと思いきや、一気に思いも寄らない展開とその後の軽やかにすべてが回収される終章に痺れた。花火を取ってきてあげる場面が一気に蘇ってきた。 自然に流れていたそれぞれのお話が、すべて緻密に巡らされていたことに気づいたうえで、もう一度振り返りたい。 粋という言葉がぴったりの、じんわりと心に残るお話でした。

Posted by ブクログ

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