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未来へ事業をつなぐ 中小M&Aガイド
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未来へ事業をつなぐ 中小M&Aガイド

事業承継支援コンサルティング研究会(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ロギカ書房
発売年月日 2025/04/10
JAN 9784911064238

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2025/05/23

中小M&Aの重要性と課題 近年、日本では多くの中小企業が後継者不在という深刻な課題に直面しており、これがM&Aの検討が増加している背景にあります。年間約4.3万者の中小企業が減少しており、その半数以上が黒字廃業であるという現状は、日本の経済全体に大きな影響を与えか...

中小M&Aの重要性と課題 近年、日本では多くの中小企業が後継者不在という深刻な課題に直面しており、これがM&Aの検討が増加している背景にあります。年間約4.3万者の中小企業が減少しており、その半数以上が黒字廃業であるという現状は、日本の経済全体に大きな影響を与えかねません。M&Aは単なる企業の売買ではなく、「経営のバトンタッチ」であり、企業の存続、雇用の維持、技術や顧客の承継を可能にする有効な手段として重要性が増しています。M&Aを成功させるためには、安易な選択を避け、譲渡後の事業運営やPMI(Post Merger Integration)まで見据えた計画的な準備が不可欠です。 事業承継の選択肢とM&A 事業承継には、親族内承継、従業員承継、そしてM&Aによる第三者承継の3つの主要な選択肢があります。親族内承継や従業員承継が困難な場合、M&Aは事業を次世代に引き継ぐための有力な手段となります。特に、中小M&AやスモールM&Aと呼ばれる小規模な案件は、近年増加傾向にあり、後継者不足に悩む多くの企業にとって現実的な解決策となり得ます。事業承継を検討する明確な年齢基準はありませんが、後継者育成やM&A後の統合には時間を要するため、10年スパンでの計画立案と早期の着手が推奨されています。 経営基盤の強化と「見える化」 M&Aを検討する前に、経営基盤の改善と事業の「見える化」が非常に重要です。経営基盤の改善を怠ると、売却価格の低下や交渉条件の悪化を招く可能性があります。また、自社の強みや弱みを客観的に把握し、**目に見えない資産(人材、技術力、ブランド力など)**も含めて事業の価値を明確にすることが、M&Aの成功確率を高めます。経済産業省のローカルベンチマーク(ロカベン)などを活用し、財務状況や将来的なリスクを洗い出し、外部の専門家の意見を取り入れることが効果的です。 M&Aのプロセスと注意点 M&Aは、「気づき」「現状把握」「磨き上げ」「M&A(計画)」「M&A(実行)」「PMI(実現)」「イノベーション」という複数のステップで構成されます。特に、情報管理(秘密保持)と関係者とのコミュニケーションが重要です。M&Aの検討・決断は水面下で進め、従業員への情報伝達は最終合意直前に行うなど、適切なタイミングを計る必要があります。また、M&A後のトラブルを回避するためには、**信頼できる専門家(中小企業診断士、弁護士など)**のサポートが不可欠であり、手数料の透明性や、自社の社名開示タイミングのコントロール、最終条件への納得感を重視して進めることが成功の鍵となります。 費用と専門家・支援機関の活用 M&Aには仲介手数料や税金など高額な費用がかかるイメージがありますが、M&Aプラットフォームの活用や補助金の利用により費用を抑えることが可能です。特に、中小企業庁の「事業承継・引継ぎ補助金」のような公的な補助金は、専門家費用などが補助対象となるため積極的に活用すべきです。また、事業承継・引継ぎ支援センターやM&Aプラットフォーマーといった支援機関は、小規模な案件を対象とした無料相談やマッチング支援、専門家による直接支援を提供しており、これらのサービスを有効活用することで、中小企業経営者も安心してM&Aを進めることができます。 買い手視点とアントレプレナーシップ M&Aの成功には、買い手側の視点も重要です。特に、あなたの会社の成長戦略を実現できる能力のある**起業家(アントレプレナー)**が理想的な売却相手とされています。起業家は、既存企業を買収して経営をスタートする「買収による起業」を通じて、新たな活力と成長をもたらす可能性があります。売却側は、**セルサイドDD(デュー・ディリジェンス)**を通じて会社の強みや成長戦略、リスクを明確に示し、買い手との綿密なコミュニケーションを通じて信頼関係を築くことが、最適なパートナーを見つける鍵となります。 M&A後のライフプランと社会貢献 M&Aによる会社売却は、経営者に経済的な安定や時間的な自由、新たな挑戦の機会をもたらすだけでなく、築き上げてきた会社を存続させ、従業員の雇用や地域経済を支えるという社会的な意義も持ちます。引退後のライフプランを具体的に描き、売却後も会社に残るか、完全に引退するか、社外人材として関わるかなど、自身の希望を明確にすることが重要です。先代経営者がM&A後も新オーナーをサポートし、**PMI(買収後の統合作業)**の成功に尽力することは、企業の長期的な繁栄と自身の経営者人生の有終の美を飾る上で非常に大きなポイントとなります。

Posted by ブクログ