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目的をもたない意志 増補版 山川方夫エッセイ・コレクション ちくま文庫
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目的をもたない意志 増補版 山川方夫エッセイ・コレクション ちくま文庫

山川方夫(著者), 高崎俊夫(編者)

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目的をもたない意志 増補版 山川方夫エッセイ・コレクション ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2025/04/14
JAN 9784480440204

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目的をもたない意志 増補版

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みんなの感想まとめ
  • 文学の価値探求
  • エッセイ集
  • 映画批評の視点
  • 人間の尊厳論
  • 社会と個人の関係
  • 1960年代映画分析
  • 夫婦の生活回想
  • 文体の軽やかさ
  • 独自の視点で語る
  • 人間存在の考察

文学や映画を通じて人間の存在や尊厳について深く考察するエッセイ集で、著者は独自の視点から多様な作品を自由に論じています。特に1960年代の映画を取り上げ、難解さを感じさせない軽やかな文体で語る姿勢が魅力的です。映画批評においては、名作から怪獣映画まで幅広く扱い、独自の視点を持ちながらも気軽に楽しめる内容となっています。また、著者の妻による回想エッセイも収められており、彼の人柄や生活が垣間見える点が読者にとって新たな発見となります。文学や映画を愛する人々にとって、心に響く言葉や視点が詰まった一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/10/01

夭折の作家・山川方夫のエッセイ集。タイトル「目的をもたない意志」は映画批評を集めた第三章の章題でもある。ミケランジェロ・アントニオーニ「情事」、アラン・レネ「ヒロシマ・モン・アムール」、増村保造「妻は告白する」といった、1960年前後の作品を奔放に論じている。自分は映画評論家では...

夭折の作家・山川方夫のエッセイ集。タイトル「目的をもたない意志」は映画批評を集めた第三章の章題でもある。ミケランジェロ・アントニオーニ「情事」、アラン・レネ「ヒロシマ・モン・アムール」、増村保造「妻は告白する」といった、1960年前後の作品を奔放に論じている。自分は映画評論家ではないのだからと、難解な文章ではあるが気兼ねなく書いているのが心地よい。 芸術映画論だけでなく、怪獣映画好きであるが故の「キングコング対ゴジラ」批判も興味深い。

Posted by ブクログ

2025/06/28

山川方夫のエッセイ集。ここには30代で没した作家の永遠の若さが封じ込められていると言ってよい。しかし、その「若さ」は「未熟さ」とは異なる。『三田文学』の編集長を務め、江藤淳や曽野綾子などの才能を世に送り出した山川は、すでに20代のころから文学のその先を見通すことのできる、新鋭であ...

山川方夫のエッセイ集。ここには30代で没した作家の永遠の若さが封じ込められていると言ってよい。しかし、その「若さ」は「未熟さ」とは異なる。『三田文学』の編集長を務め、江藤淳や曽野綾子などの才能を世に送り出した山川は、すでに20代のころから文学のその先を見通すことのできる、新鋭でありながら老練な作家でありプロデューサーであった。 山川は高名な日本画家の息子として、裕福な家庭に育った。「神話」というエッセイで、戦前に鎌倉へ「36年型ビュイック」で叔父の家族と一緒にドライブに行き、8ミリでホームビデオを撮った時のエピソードが語られている。山川は、「その日、叔父の8ミリの目が私を狙い続けたことへの恐怖に近い嫌悪は、いまもはっきりと記憶している」。ところが、実際に当時のフィルムを見ると、小学校三年生くらいの自分は「いきいきと明るく動きまわっている」のだ。 「では、間違っているのは私の記憶なのだろうか。/すっかり自信を喪失して、私は、幼年時代というやつは、一つの記憶というより、一つの神話なのだという気がした。おそらく、それは事実とは何の関係ももたない。ひとが過去と呼ぶもの、たいていの場合、それは自分勝手な現在の投影なのにすぎない。」(p.95) おそらくどんな人も、自分の幼年時代のそうした「神話」を持っていて、それを懐かしんだり、嫌悪したりして、生きている。そうした「神話」に取りすがって、あるいは呪われながら、生きている。 ここでの「映像」と「記憶」との乖離は、本書第3章「目的を持たない意志――映画をめぐる断章」にまとめられたエッセイのテーマともなっている。 「情況の変革は気休めにすぎない。人間には出口はない。生きている人間には、絶対にこの世の中からの解放や脱出はありえず、他人との完璧な「愛」の関係も、現実にはすべて虚妄にすぎない。生きることは、しかし、つねにみずからの不在、その「完璧な瞬間」にいる自分だけを見つめながら、生きていることの恐怖に、ただじっと耐えていること以外にはない。それ以外に、人間の勇気はない。……」(p.202) 本書には付録として、『山川方夫全集』月報に寄せられた、夫人の山川みどりさんのエッセイも収録されている。一年に満たない結婚生活は、山川の交通事故死という突然の幕切れを迎えた。その短い期間の、山川夫人としての思い出が語られていて大変に興味深い。

Posted by ブクログ

2025/04/29

夫人の回想が良い 山川方夫を知らずでしたが雰囲気のようなものは伝わってくる 映画に関するエッセイに関してはその他評論家たちに対する話は分かるが、映画自体に言及する内容はビミョーでは、、 より正確な自分、より自己の充実に対して貪欲な、その努力の中にただ安定をかんじる性質の女。タフ...

夫人の回想が良い 山川方夫を知らずでしたが雰囲気のようなものは伝わってくる 映画に関するエッセイに関してはその他評論家たちに対する話は分かるが、映画自体に言及する内容はビミョーでは、、 より正確な自分、より自己の充実に対して貪欲な、その努力の中にただ安定をかんじる性質の女。タフで、生活技術にも秀で、コンベンショナルなものなど平気で無視してケロリとしている種類の女。(180) ↑ここまで正確に表現できるんだとびっくりした

Posted by ブクログ

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