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戦争を知らないキミへ(下・戦後編) 1945年、14歳の僕が考えていたこと。
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
| 発売年月日 | 2025/04/03 |
| JAN | 9784591184868 |

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戦争を知らないキミへ(下・戦後編)
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「戦争が終結して空襲がなくなった。ああ、日本は敗戦国になったのか!」下巻では、竹村少年の1945年8月16日から12月31日まで、戦後の目まぐるしい日々が綴られている。 進駐兵はいつ久留米にやって来るのだろう。 防空壕をうめたり、学校の片付けや村に疎開させてあった荷物を取りに行...
「戦争が終結して空襲がなくなった。ああ、日本は敗戦国になったのか!」下巻では、竹村少年の1945年8月16日から12月31日まで、戦後の目まぐるしい日々が綴られている。 進駐兵はいつ久留米にやって来るのだろう。 防空壕をうめたり、学校の片付けや村に疎開させてあった荷物を取りに行ったりの毎日。配給を貰う日常も変わらない。「久しぶりに飲む砂糖水は美味しかった」頑張ってきた少年を癒してくれる甘さだったに違いないだろう。 ラジオで英会話の放送が始まった。 米兵が投げた菓子を同じ明善校の生徒が拾うのを見て「あさましい!」と恥ずかしく思った少年。はじめて外人と話をして英語の勉強を一生懸命やろうと誓う姿にも少年らしさを感じた。 久留米に進駐兵がやって来た。 国旗は各家で掲げぬこと、学校では敬礼の仕方を変更し、教科書を書き写しながら遅れてしまった勉強を再開する。 開墾作業が続き11月になった。月末から試験が始まるので勉強に精を出す。 物象、生物、数一(代数)、地理、幾何、漢文、国語、英語、文法、歴史、 12月5日に試験が終わる。成績優秀! 海兵隊が陸軍と交代する。ジープやトラックが行き交う町なか。 「物資が豊富な国と戦争するなんて馬鹿なことをしたものだなぁ!」 昭和20年の最後の日、少年は苦難の一年を振り返り日記に綴る。 「B29の空襲、防空壕、空襲警報。つらかった工場動員。久留米焼爆。はては降伏。闇市場…。 苦しい悲しい一年を我々はよくたえて来たものだ。米軍進駐、武道教練全廃、英語熱激化等、嬉しいこともあった。さあ、新しき明日より、新生日本のために、平和日本の為に一生懸命勉強しよう!」 「資料編」には、太平洋戦争の年表や用語集、戦争を知るための資料館・戦跡、読書案内も付いていて参考になる。 ハワイの真珠湾攻撃で始まった太平洋戦争。図解からは、日本が戦争に突き進んで行った流れと戦闘地も描かれていて良くわかる。「戦争を知らない私たち、君たちが、平和についてどう考え生きていくか?」学校や図書館に上下巻あわせて是非所蔵して貰いたい。
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敗戦の時には「悔しい」と戦争継続を強く望んでいた14歳の少年が、空襲がない平和な生活に、短い期間で慣れ、進駐軍にも敵愾心を持つことなく馴染み、日常生活を送るようになってゆく様子は、人間のたくましさを感じさせます。 1945年12月31日の日記には、「苦しい悲しい一年であった。B2...
敗戦の時には「悔しい」と戦争継続を強く望んでいた14歳の少年が、空襲がない平和な生活に、短い期間で慣れ、進駐軍にも敵愾心を持つことなく馴染み、日常生活を送るようになってゆく様子は、人間のたくましさを感じさせます。 1945年12月31日の日記には、「苦しい悲しい一年であった。B29の巨体をいやというほど見せつけられた空襲……。防空壕。空襲警報。つらかった工場動員。久留米焼爆。はては降伏。闇市場……全くかぞえれば無限の苦しいことばかりだった。しかし、我々は、よくそれにたえて来たものだった。自分の一生にも又とこんな苦しい時代は来ないであろう。しかし、でも自分のような不忠者にとって、嬉しいこともあった。それは米軍進駐、武道教練全廃、英語熱激化等である。しかし一括してみると、苦難の年だった。さあ、新しき明日より新生日本のために、平和日本の為に一生懸命勉強しよう!」とあり、戦時中の生活や戦後の苦労に対するネガティブな感情はあるものの、「戦争に負けた」ということを悔しがっている様子は見受けられませんし、日本を(あるいは自分の生活を)復興させようという強い意志を感じます。 改めて、現代の日本の礎を築き上げたのは、焼け野原の中から必死に立ち上がった戦争罹災者たちの不断の努力によるものだったのだ、と敬意を抱くとともに、戦後80年の節目の年に「戦争は繰り返してはならない」という思いを強くする読書体験でした。 巻末の「戦争を知るための資料館・戦跡」「戦争を知るための読書案内」など参考資料も豊富ですが、持ち運ぶにはやや大きいサイズであり、ルビが多く小学生高学年でも読めるように配慮がなされているからこそ、中高生には少し幼く感じられるかもしれません。
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01438902
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