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慢性上咽頭炎をよくするEATの本 改善率85.7%の耳鼻科医が書いた
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慢性上咽頭炎をよくするEATの本 改善率85.7%の耳鼻科医が書いた

大野芳裕(著者)

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慢性上咽頭炎をよくするEATの本 改善率85.7%の耳鼻科医が書いた

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三和書籍
発売年月日 2025/04/03
JAN 9784862515988

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2025/05/16

慢性上咽頭炎の基礎知識と症状 本書は、鼻の奥に位置する上咽頭の慢性的な炎症である慢性上咽頭炎について解説します。上咽頭は外部からの刺激に免疫応答を行う重要な部位であり、細菌やウイルス感染、口呼吸などによって炎症が慢性化する可能性があります。慢性上咽頭炎の診断は、内視鏡検査による上...

慢性上咽頭炎の基礎知識と症状 本書は、鼻の奥に位置する上咽頭の慢性的な炎症である慢性上咽頭炎について解説します。上咽頭は外部からの刺激に免疫応答を行う重要な部位であり、細菌やウイルス感染、口呼吸などによって炎症が慢性化する可能性があります。慢性上咽頭炎の診断は、内視鏡検査による上咽頭粘膜の観察によって行われ、炎症は粘膜の発赤や腫脹、後鼻漏などとして認められます。慢性的な炎症は、後鼻漏や咽頭痛といった直接的な症状だけでなく、自律神経の乱れを介した全身症状や、病巣疾患として離れた部位に病変を引き起こすこともあります。 EAT(上咽頭擦過療法)のメカニズムと実際 EATは、慢性上咽頭炎の治療法として、上咽頭粘膜に塩化亜鉛溶液などの薬液を塗布し、綿棒などで擦過する治療法です。EATの作用機序は完全には解明されていませんが、塩化亜鉛による消炎作用、上咽頭への刺激による自律神経への作用、そしてうっ血した粘膜からの排血による滞留循環改善作用などが考えられています。EATの効果を最大限に引き出すためには、内視鏡下で上咽頭粘膜全体をしっかりと擦過することが望ましいとされています。 慢性上咽頭炎の診断:内視鏡所見の重要性 慢性上咽頭炎の診断は、問診と内視鏡による上咽頭粘膜の観察に基づいて行われます。内視鏡検査では、粘膜の発赤や腫脹、粘液や痂皮の付着などを確認し、NBIという特殊な光を用いることで、微細な血管や粘膜の構造を詳細に観察できます。EATを行うと、炎症の強い病的な粘膜から出血が見られ、出血や疼痛の程度も診断の参考となりますが、個人差も考慮する必要があります。 内視鏡所見による重症度分類と治療効果 内視鏡所見を評価することで、慢性上咽頭炎の重症度を分類し、EATによる治療効果を判定することが試みられています。EAT委員会の提唱する3段階評価や、著者の研究におけるスコアリングを用いた重症度分類が紹介され、EATによる治療成績の改善率が示されています。著者の診療所では、EATによる治療で85.7%の改善率が報告されています。 EATの治療成績と多様な症状への適応 EATは、慢性上咽頭炎が原因となる後鼻漏・痰、咽頭違和感、咽頭痛、咳、声がれ、頭痛、耳閉感、めまい、肩こり・首こり、倦怠感・疲労感、皮疹、発熱、蛋白尿・血尿、過敏性腸症候群に伴う腹痛、不眠・イライラ・うつなど、多様な症状に適用されます。特に、新型コロナウイルス感染症の後遺症に対してもEATの有効性が示唆されており、実際の治療症例を通して、EATが様々な症状の改善に貢献する可能性が示されています。 慢性上咽頭炎改善のためのセルフケア EATに加えて行うことで治療効果を高めることが期待できるセルフケアとして、上咽頭洗浄(鼻うがい)、マウステーピング、梅エキスの点鼻、口の体操(あいうべ体操)などが紹介されています。これらのセルフケアは、上咽頭の炎症を抑えたり、口呼吸を改善したりすることで、慢性上咽頭炎の症状緩和や改善に役立つとされています。 実際のEAT治療症例と治療を受けるにあたって 著者の診療所での実際のEAT治療症例が詳細に紹介され、様々な症状がEATによって改善した例や、患者からの感謝の声が掲載されています。EATの治療回数や頻度、治療開始当初に一時的に症状が悪化する可能性(好転反応)、そしてEATの有効性が100%ではないこと、費用についても解説されています。最後に、著者は慢性上咽頭炎とEATに対する自身の取り組みと、耳鼻咽喉科医としての視点から内視鏡所見の重要性を一般向けに解説することを本書の目的としていることを述べています。

Posted by ブクログ