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人生に無意味なことなどない 今を生きるコヘレトの言葉
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人生に無意味なことなどない 今を生きるコヘレトの言葉

小友聡(著者)

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人生に無意味なことなどない 今を生きるコヘレトの言葉

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2025/04/02
JAN 9784794227751

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2025/04/26

著者と時代背景: 「コヘレト」とは「集める人」を意味するヘブライ語で、人名ではなく役職名やニックネームと考えられています。著者はエルサレムの王ソロモンを装って語っており、書かれたのは紀元前6世紀以降、バビロン捕囚からの帰還後で、社会の歪みや不条理、黙示思想が広がる混迷の時代でした...

著者と時代背景: 「コヘレト」とは「集める人」を意味するヘブライ語で、人名ではなく役職名やニックネームと考えられています。著者はエルサレムの王ソロモンを装って語っており、書かれたのは紀元前6世紀以降、バビロン捕囚からの帰還後で、社会の歪みや不条理、黙示思想が広がる混迷の時代でした。 「束の間」の人生観: 人生をヘブライ語の「ヘベル」(通常「空」や「虚無」と訳される)で表現しますが、コヘレトはこれを「短さ」すなわち「束の間」と捉えます。人生が有限であるという現実認識から、死を意識しつつ、神から与えられたこの限られた時間をいかに喜び、全うするかを問いかけます。 社会への冷徹な眼差し: 現実社会の矛盾や不条理(貧者の虐げ、不正義、報われない悪事など)を鋭く観察し、批判的な視線を向けます。また、富の追求のみに走り、目的を見失って孤独に働く人々の姿も描写するなど、冷めたリアリズムが特徴です。 黙示思想への批判と人生肯定: 将来を知ることは不可能であるとし、終末論や死後の復活に重きを置く黙示思想を批判します。それよりも、神からの「分け前」として与えられた地上の生を肯定し、「食べ、飲み、楽しむ」といった日常の喜びや、労働から得られる充足感を大切にするよう説きます。 積極的な生き方の勧め: 未来が不確かであっても、最善を尽くして努力し続けること(「朝にあなたの種を蒔け」)、そして他者と分かち合いリスクを分散すること(「分け前を七つか八つに分けよ」)を奨励し、悲観的な状況下でも建設的に行動することを促します。 書の最終的メッセージ: コヘレト自身の思想は現世における積極的な生き方を強調しますが、書の最後は編集者による付加とされ、「神を畏れ、その戒めを守れ。これこそ人間の一切である」と締めくくられます。これにより、書全体としては旧約聖書の知恵文学としての位置づけが強調されています。

Posted by ブクログ

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