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本を読むように人を読む 心理解読大全
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本を読むように人を読む 心理解読大全

パトリック・キング(著者), 浦谷計子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2025/03/26
JAN 9784041161494

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2025/07/07

本書をブクログに本棚登録した後に、その表紙デザインが「ブクログのアイコン」に似ている事に気付く。本の形なので、そりゃそうだという事なのだが、何となく親近感がわく。で、本題は、「本を読むように人を読めるのか」だ。そもそも本を読めているのかという問題もあるが、同じように人を読めるか。...

本書をブクログに本棚登録した後に、その表紙デザインが「ブクログのアイコン」に似ている事に気付く。本の形なので、そりゃそうだという事なのだが、何となく親近感がわく。で、本題は、「本を読むように人を読めるのか」だ。そもそも本を読めているのかという問題もあるが、同じように人を読めるか。本は、出版してしまえばそこからは‟身動きしない文章や行間“から何かを読み取るものだが、人間では、‟動き回る存在”から何かを読み取る。同じようにはいかないだろう、と思う。だが、面白そうだとも思う。 ― 最長4秒まで持続する顔の表情は「マクロ表情」と呼ばれ、誰でも読みとることができる。ところが、それよりも持続時間が短く、移ろいやすい表情となると、訓練を積んだ観察者以外は簡単に見逃してしまう。エクマンによれば、顔の表情は生理的な反応だ。誰かに見られていなくても、表情という生理的な反応は生じる。エクマンが調査したところ、文化を問わず、人は微表情を使って感情を顔に出していることが分かった。しかも、たとえ本人が感情を隠そうとしていても、あるいは、その感情を自覚していなくても、非常に予測しやすいかたちで微表情となって表れるという。 ― 額やこめかみをさすったり、触ったりするしぐさは、感情的な苦痛や苦悩を表す。指先で何かを軽くコツコツと叩くのは、一時的なストレスの表現かもしれないが、両手で頭を抱えたままでいるのは、極度の苦悩を意味する可能性がある。抱える、撫でる、さするといった動きは、自分を落ち着かせようとしているサインだと思っていい。たとえば、緊張や驚きを感じると、人は頬を触る、唇をこすったり舐めたりする、耳たぶを揉む、髪や髭をいじるといったしぐさを見せる。 ― 女性は、相手に気があるとき、つま先に靴をひっかけてぶらぶらさせたり、また履いたりを繰り返しやすい。あまりにフロイト的な解釈は抜きにしても、脚や足を見せるのは、安心感や親密さを表している場合がある。一方、足を組み合わせるのは、ある状況や人物を「心から」嫌っているときの凍結反応のひとつと考えられる。 本との対比は、あまり取り上げられていない。寧ろ、人間の意識的な行為、無意識な行為から何を読み取れるのかという話だ。本と人間の比較が面白そうだったので、少し残念。でも、流動的な部分を除いて本に極力揃えるとすれば、それは、保存した動画、保存した存在なのだろう。その人間の保存から、シグナルを次々と記号化して読み取っていく。そのような挑戦というのは、やはり仮想世界に繋がっていくような気がして興味が尽きない。

Posted by ブクログ

2025/04/21

主題と目的: 本書は、他者の思考、感情、行動、動機などを観察・分析し、深く理解するためのスキル(人を読む力)を解説する。これは特別な能力ではなく、意識的な観察と分析、訓練によって誰でも習得可能であると説く。目標は、断片的な情報から相手の本質に迫る正確な人物モデルを構築すること。 ...

主題と目的: 本書は、他者の思考、感情、行動、動機などを観察・分析し、深く理解するためのスキル(人を読む力)を解説する。これは特別な能力ではなく、意識的な観察と分析、訓練によって誰でも習得可能であると説く。目標は、断片的な情報から相手の本質に迫る正確な人物モデルを構築すること。 非言語コミュニケーションの解読: 人の理解には非言語情報が重要。顔の表情(意識的なマクロ表情と無意識的な微表情)、ボディランゲージ(姿勢、ジェスチャー、距離感)、声のトーンなどを総合的に解釈する必要がある。特に微表情は偽りにくく、本心を示すとされる。緊張のサイン(唇をすぼめる、額の皺など)や鎮静化行動(髪を触るなど)、脅威への反応(闘争・逃走・凍結)にも注目する。 ベースラインの重要性: ボディランゲージ等を解釈する上で最も重要なのは、相手の平常時の状態(ベースライン)を知ること。ベースラインからの「変化」に注目することで、より正確な読み取りが可能になる。 パーソナリティの理解: 性格特性を理解するツールとして、心理学の「ビッグファイブ」(開放性、誠実性、外向性、協調性、神経症傾向)や、類型論である「MBTI」、「エニアグラム」を紹介。これらは相手を理解する手がかりとなるが、人を単純化・固定化する危険性も指摘し、あくまで参考モデルとして活用すべきとする。 嘘の見抜き方: 嘘をつく人は完璧な話を一度にし、質問への反応が遅れたり、不自然な細部で隙間を埋めようとしたりする傾向がある。一方、真実を語る人は段階的に話し、質問にスムーズに答え、「分からない」とも言える。嘘を見抜く戦略として、予期せぬ質問、矛盾点の指摘、感情に関する問い、認知負荷を高める方法などを提示。個々のサイン(ぎこちなさ、体の接触、呼吸の変化など)に固執せず、会話全体の文脈や変化、相手の反応全体を見ることが重要。 多角的な観察: 言葉遣いや態度に加え、服装(性格、価値観、職業等)、住居(清潔さ、装飾品)、ソーシャルメディア(投稿内容、写真)、握手の仕方なども人物像を探る情報源となる。行動の裏にある真の動機(快楽原則、欲求段階)を探るための質問(映画の好み、極限状態での行動など)も有効。 スキル向上の鍵: 偏見を持たず、客観的に観察すること。文脈全体で判断すること。自己理解を深め、他者への投影を防ぐこと。継続的な学習と実践。

Posted by ブクログ

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