世界近現代全史(4) 近代世界システムの展開 下 YAMAKAWA SELECTION

大江一道(著者)

• 販売会社／発売会社: 山川出版社
• 発売年月日: 2025/03/25
• JAN: 9784634424173

商品レビュー

2025/04/30

フランス・プロイセン戦争の直接の引き金となったスペイン王位継承問題
エムス電報事件として報じられると、ベルリンとパリ双方の市民が激昂
ヴィルヘルム1世がドイツ皇帝となる戴冠式が盛大に挙行
パリ・コミューンはサンキュロット的な性格を受け継ぐ19世紀フランス市民革命の最後の爆発
ドイツ帝国は歴史的経緯から連邦制を採用
保護主義はビスマルク体制を支える政治勢力の再編成
ビスマルク退任後、ドイツは「新航路」と呼ばれる対外積極策
エルフルト綱領を採択してマルクス主義政党として純化
グラッドストン自由党内閣は自由主義的改革を次々と断行
ディズレーリ保守党政権は「帝国体制の維持」を掲げる
ヴィクトリア女王に「インド・ロシア皇帝」の称号を与える国王称号法
「光栄ある孤立」からの脱却を訴えるが、理念はすぐに色褪せた
自由貿易帝国主義の手段であった非公式な帝国支配を放棄
エジプトと南アフリカを結びつけるアフリカ縦断政策の強行
南アフリカ戦争は不均等発展を基礎とする帝国主義的支配の本質を示す
アレクサンドル3世の時代の政治反動期には「維持の詔書」が発布
ナロードニキ（人民の中へ）運動が始まった
トルキスタン辺境植民地を党略
血の日曜日事件が起こり、一気に革命のるつぼに投げ入れられた
「十月宣言」として公布
ストルイピン改革は農業問題に改革の中心を置いた
「トラスフォルミズモ（変容）」と呼ばれる保守派政権による改革統治
バクーニン派のアナキズム的社会革命論
スペイン大地主所有制を合理的な規模で拡大
イギリス立憲主義をモデルとし、二大政党制による政権交代
富国強兵を最優先課題として掲げた
大久保利通は「開発独裁」あるいは「権威主義」体制の選択
伊藤博文、ロエスレル、井上毅、金子堅太郎、伊東巳代治の4人だけの検討
福沢諭吉は「脱亜論」を発表
日露戦争は戦費も兵力も限界に達していた
トラストによって企業を成功させ工業的巨人となった
「金ぴか時代（Gilded Age）」と呼ばれた
門戸開放政策を提唱
「素晴らしい小さな戦争」と呼んだ国務長官ジョン・ヘイ
環太平洋地域の隅々まで市場を広げるための進出拠点
タバコ・ボイコット運動の勝利の勢いを借りて
青年トルコ革命によってあっけなく崩壊
バデニー言語令が公布されると、ドイツ人官吏に大きな衝撃
三国協商と三国同盟との二大ブロック間の体制が固まった
貧困老人救済法と政府年金による保険会社補助法を成立