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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2025/03/25 |
| JAN | 9784309039497 |

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商品レビュー
3.1
11件のお客様レビュー
この国が、というより世界がどんどん悪い方向に傾き始めているような気がする今、読み終わって、それは勘違いなんかではないと思ってしまった… でも、今からでも自分たちがその気になれば悪い流れを変えられるかもしれないというような、著者の強い思いを感じもした。
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著者初の短篇集。オーディブルで。自分にそういったところがないから、「過剰な人」が、わたしは好きなんだと思う。ひと目を気にせず、というか、ひと目という概念が薄く、執拗に何かに拘り続けてしまうような人。羽田さんはその過剰な人で、作品の魅力は、そのおかしみ。まあ、全部読んでいるわけでは...
著者初の短篇集。オーディブルで。自分にそういったところがないから、「過剰な人」が、わたしは好きなんだと思う。ひと目を気にせず、というか、ひと目という概念が薄く、執拗に何かに拘り続けてしまうような人。羽田さんはその過剰な人で、作品の魅力は、そのおかしみ。まあ、全部読んでいるわけではないけど。 『バックミラー』一時期脚光を浴びたミュージシャンが、他人の「おっかけ」を意識し、「おっかけ」がいなくなった自分を意識し、元「おっかけ」だった同棲相手に去られてしまう。 『シリコンの季節』捨てられていたラブドールを持ち帰り、再生して使用している、妻に去られ、リストラにあって仕方なく産廃会社に勤める中年。テレビで活躍する美魔女軍団の中に、逆サバを読んだ同級生を発見し、その夫に接触し、なにやら死体を発見してしまう。 その他、芥川賞作家が、ちょっとした女には引っかからないぞと、自分の価値を吊り上げてゆく『成功者Kのペニスオークション』、芥川賞作家が、筋肉をつくることに邁進していく『0.00…』、意識高い系ビジネスマンが、成長するために、わけがわからないことになっていく『のっとり』など、愚かしく、愛おしい男が、満載。こんな短篇を書くのかー。 『渋谷と彼の地』という、東京オリンピックを実現させようと開発を進めるコロナ禍の東京と、東日本大震災の被災地とを比較した真面目なエッセイ風もあったが、とにかく、中年男がラブドールのぬくもりに癒されて言う「シリコンの季節だ」で吹いた。「ああ、もっと、俺のビジネスを加速させたい」も。真面目が過ぎて滑稽な人。面白いことを考えるなあ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
初めて羽田圭介さんの本を読んだ。こちらの本は短編小説がいくつか集まっているものでした。自分の中で興味を持てた作品は、「○.○○」と「渋谷と彼の地」かな。序盤のストーカー系の話は興味が持てなかったし、ドールの話は気持ち悪かったな…私は風俗系の話はちょっと苦手だなと思った。それを見て、この方の作風を嫌いになりそうだったけど、「渋谷と彼の地」で東日本大震災のことが書いてあって、ちょっと好感持てた。てか、これは小説じゃなくてエッセイだなと思った。
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