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茶の湯の文化史
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茶の湯の文化史

五味文彦(著者)

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茶の湯の文化史

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勉誠社
発売年月日 2025/03/14
JAN 9784585320609

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2025/06/28

茶の湯のしきたりとかを期待したけど、 題名通りです。 中々、奥の深い本で心構えをしっかりして読むべき本。

Posted by ブクログ

2025/04/02

一 茶の文化 茶の日本伝来から平安・鎌倉時代における喫茶の始まり。 薬用・修行の補助から、次第に儀礼的・社交的役割へと展開。 栄西・明恵らによる茶の精神的・健康的効能の強調。 茶寄合・闘茶といった娯楽的・社交的行為の中で、茶が文化実践へと昇華していく出発点を描く。 二 茶の湯 村...

一 茶の文化 茶の日本伝来から平安・鎌倉時代における喫茶の始まり。 薬用・修行の補助から、次第に儀礼的・社交的役割へと展開。 栄西・明恵らによる茶の精神的・健康的効能の強調。 茶寄合・闘茶といった娯楽的・社交的行為の中で、茶が文化実践へと昇華していく出発点を描く。 二 茶の湯 村田珠光から武野紹鴎、千利休へと至る**「わび茶」の精神性の深化と構造化**。 道具・茶室・作法にこめられた美学と宗教性(とくに禅との関係)。 茶の湯は単なる飲食行為ではなく、精神修養・芸術鑑賞・社会秩序形成を伴った総合文化として確立される。 三 茶の湯の到達点 千利休による簡素と精神性の極致としての茶の湯の完成。 古田織部らによる装飾的・個性的な展開。 道具・建築・料理・作法・空間演出の融合によって、非日常的な精神世界を創出する場としての茶の湯が体系化される。 武将たちによる政治的利用、名物茶器の収集など、権力との結合も重要な要素。 四 茶の湯の楽しみ 庶民、公家、女性など、多様な階層・性別による茶の楽しみ方。 芸術(和歌・俳諧・絵画)や懐石料理との結びつき。 「茶の湯」がもたらすのは単なる味覚的喜びでなく、身体性・空間・時間を含んだ総合的な快楽と精神交流。 地域ごとの製茶法や茶器の多様性が楽しみの幅を広げた。 五 茶の湯の世界の広がり 江戸期以降の家元制度による伝承と秩序化。 下級武士・町人・農民、女性、煎茶文化の受容による多層的広がり。 宇治茶と煎茶の技術革新、名物道具の保存、千家十職などの支援体制の整備。 茶の湯が「閉じた文化」から「ひらかれた文化」へと拡張。 六 近代の茶の湯 明治維新後の混乱と衰退から、数寄者・家元・知識人による再生。 井伊直弼・益田鈍翁らによる文化復興運動。 教育(特に女子教育)・出版・美術館活動による茶道の近代的再編と普及。 家元制度の再構築と中央集権化による現代茶道の基盤形成。 茶道は「芸道」「教養」「礼儀」「趣味」を融合させる文化的中核として定着。 全体を貫くキーワード・思想: わび・さび・幽玄:精神性と簡素の美。 一期一会・無常観:出会いの一回性と人生観。 空間と時間の演出:茶室という限定空間での静寂な対話。 宗教(特に禅)と美意識の融合。 政治的権力との関係(特に戦国~江戸期)。 階層・地域・性別を越えた広がりと包摂性。

Posted by ブクログ