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オール電化・雨月物語
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オール電化・雨月物語

青柳碧人(著者)

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オール電化・雨月物語

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2025/03/13
JAN 9784569858821

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商品レビュー

3.7

24件のお客様レビュー

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2025/11/25

変なタイトルと思ったけれど、“オール電化”して近未来SFになった“雨月物語”だった。表紙のネオン感がドンピシャ。なのに雨月物語の質感があるんだよね。前の短編にできたアイテムが再登場して面白い。お気に入りは教授の神隠し「アオズキン」かも。

Posted by ブクログ

2025/11/05

くもん出版の児童書、「マンガで先取り古典 雨月物語」をこの本を読む前に予習を兼ねて読んで見ました。「愛と怨念と憎悪の物語の短編集」と言う感じを抱いたのですが、この本は雨月物語の各章を近未来の電化製品を絡めてオマージュしたような作品、そして近未来でありながら怪異感満載。どの話もさら...

くもん出版の児童書、「マンガで先取り古典 雨月物語」をこの本を読む前に予習を兼ねて読んで見ました。「愛と怨念と憎悪の物語の短編集」と言う感じを抱いたのですが、この本は雨月物語の各章を近未来の電化製品を絡めてオマージュしたような作品、そして近未来でありながら怪異感満載。どの話もさらっと流して読むとミステリ仕立て、深く読み込むとまさに愛と怨念と憎悪、不思議と切なさと妖しさ、薄ら寒くなるような怖さ。短編集なので非常に読みやすくどれも面白かったのですが、最後の「アサヂが宿」お勧めというか最後ゾクッと来ました。

Posted by ブクログ

2025/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「雨月物語」‥タイトルは聞いた事ある、コワイ話なんだろうな、ぐらいの認識で、読んだことはない。 でも、これを元にしてるのだったら読んだ方がいいでしょう、と思い、「雨月物語を一編」→それを元にした本書の一編」という感じで読むことにした。 「雨月物語」の話をベースに、時代は現代に置き換え、アレンジして、電化製品を必ず物語にからませる。アレンジはいいとして、何故電化製品を?このキテレツな設定は、普通は考えつかない。発想の勝利だと思う。 元々の話が、うすら怖い感じの怪談で、オール電化でも雰囲気はそのまま、うまく現代風にしてある。電化製品のからませ方も違和感なく、なるほど〜という感じ。だいたい、後味悪く終わる。 私がいいなと思ったのは、「菊花の約(ちぎり)」→「キッカの契り」。元は、友人との約束を守る為に自死を選ぶという、現代人からしたら「そこまでしなくても!」という話なのだが、これを、高校生が主役の甘酸っぱい話に仕上げてある。せつないラストなのは変わらないけど、いい話だった。 後は、「青頭巾」→「アオズキン」と、「貧福論」→「ヒンプク論」が、後味悪くない。 本書だけでも十分面白いのだけど、余裕があれば、「雨月物語」から読むことをお勧めしたい。この話が、こう来るかー、と、楽しめる。

Posted by ブクログ