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人と人との間 新編 精神病理学的日本論 ちくま学芸文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2025/03/12 |
| JAN | 9784480512932 |

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日本的風土と人間性 日本の風土は人間と自然との一体感や調和を重視(キリスト教的な人間と自然の絶対的断絶とは対照的) 日本人には「絶対的独立不朽のアイデンティティー」や「他との絶対的区別」という意識が稀薄 日本的な「われわれ」意識は歴史や祖先との連続性の中で捉えられる 日本の四季...
日本的風土と人間性 日本の風土は人間と自然との一体感や調和を重視(キリスト教的な人間と自然の絶対的断絶とは対照的) 日本人には「絶対的独立不朽のアイデンティティー」や「他との絶対的区別」という意識が稀薄 日本的な「われわれ」意識は歴史や祖先との連続性の中で捉えられる 日本の四季変化は連続的で質的な相違があり、自然の微細な変化への感受性が人々の感情や思考に影響 「間」の概念 本書の中心的概念で、人と人との「間」、人と自然との「間」など関係性や相互作用の場を指す 西洋的個人主義と異なり、日本人の自己認識や人間関係はこの「間」において形成される 「西洋人は垂直的に神と結びつき、日本人は水平一面的に人と人との間に自己を見出す」 日本語の一人称・二人称代名詞の用法はこの「間」の意識を反映している 「甘え」の構造 単なる依存欲求ではなく、親密な関係性の中で自己を開示する態度 西洋的な合理的行動に対する予測可能性という信頼とは異なる 自己の主体性を曖昧にする可能性も孕み、西洋的な自律した自己概念と異なる 「自分」は恒常的な同一性を持つ実体ではなく、関係性の中で現れる「分け前」のようなもの 「気」の概念 単なる感情や気分を超え、人と人との「間」に存在するより広範な概念 個人の内面と外界との関係性を表し、周囲の状況や他者の影響を受けやすい 西洋心理学概念(理性、感情、意志など)では捉えきれない日本独特の心的現象 「気」の滞りや過敏さが精神的不調和を引き起こす可能性 日本人の精神病理 西洋精神医学の診断概念をそのまま適用する限界を指摘 「さびしい」という感情は西洋のメランコリーとは異なる意味合いを持つ 対人恐怖症や醜形恐怖症の背景に日本的な「間」の意識や他者評価への敏感さがある 「罪の文化」(西洋)と「恥の文化」(日本)の対比による抑うつ症状の違い 分裂病における自己と他者の境界曖昧さの問題を「おのずから」と「みずから」の関係から考察 文化を超えた精神医学の可能性 西洋精神医学の普遍性を批判的に検討し、各文化固有の心的構造理解の重要性を主張 日本の精神病理現象から西洋精神医学では捉えきれない人間存在様式への洞察 ハイデガーや和辻哲郎との思想的対話を通じた東西の思想背景を踏まえた独自の精神病理学構築 結論 西洋中心の精神医学に対し、日本の文化・言語・人間関係の特質に基づく新視点を提示 「間」という概念を中心に日本人の心的構造や病理現象を掘り下げ 精神医学、心理学、文化人類学など多分野に刺激的で示唆に富む内容を提供
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