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なぜ人は自分を責めてしまうのか ちくま新書1845
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なぜ人は自分を責めてしまうのか ちくま新書1845

信田さよ子(著者)

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なぜ人は自分を責めてしまうのか ちくま新書1845

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2025/03/10
JAN 9784480076748

なぜ人は自分を責めてしまうのか

¥770

商品レビュー

3.9

46件のお客様レビュー

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2026/03/09

自分自身も親から受けた影響を少なからず持っているので、とてもためになりました。 簡単に本の内容をまとめつつ、感想を入れます。 妻への母性の期待、育児の押し付け ↓ 怒りは子供は向かう 子への虐待(精神的なものも含む) ↓ 辻褄を合わせるために、子の怒りが子供自身へ向かう こ...

自分自身も親から受けた影響を少なからず持っているので、とてもためになりました。 簡単に本の内容をまとめつつ、感想を入れます。 妻への母性の期待、育児の押し付け ↓ 怒りは子供は向かう 子への虐待(精神的なものも含む) ↓ 辻褄を合わせるために、子の怒りが子供自身へ向かう これは簡単に他者へ向かうこともある 私自身も、夫に言えないことを子供に伝えたり愚痴ったりしていて、「子供をゴミ箱にしている」と言う言葉に、はっとした。 じゃあ誰に思いを伝えればいいか。この本では同じ思いをした人と話をするグループセラピーを勧めている。その時に伝え方として端的に短く言うことがポイントだそうだ。聞いた人は判断とかコメントをしない。 心を治していくのにはジャーニーという言葉を使っていた。すぐには治らない。焦らない。 。。。。 深掘りです。 こうなってしまった土壌として、母親に対する無理ゲーがあった。 明治時代からの家父長制 父親は無責任、母親に対する母性の押し付け 父親は妻に母を求める 母親は完璧を求められて、行き場のない怒りを子供に向ける 外国との違いについて 外国は夫が妻に嫉妬したりするが、、妻を女として見ていないので、これはない。 私自身が、男性とか、おじさんとかに、すごく怒りを感じるが、これもうまく説明してくれて納得しました。私が悪いんじなかった。 「チンヨシ文化」という言葉を何かで読んだが、まさに、男よしよし文化 がいろんな弊害を生み出していて、そろそろ気づいてほしいものである。 「家族の難しいことから、責任を逃れ、その癖、自分は犠牲者ぶった話をし、なおかつ既得権益は手放さない」これが昭和の一般的な男性だと思う。本当にずるい。わたしのおじさんたちへの怒りもゆっくりと癒えていくといいのだが…

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2026/02/26

友人が最近読んだ本として挙げており、興味があったため読了。 AC(アダルトチルドレン)については意味づけを誤解していたので改めて勉強になった。 AC、母と娘、育児、罪悪感、自責…すべてつながっている話だなと。切り出して考えるのではなく、連綿していることで複雑化している。まさにカウ...

友人が最近読んだ本として挙げており、興味があったため読了。 AC(アダルトチルドレン)については意味づけを誤解していたので改めて勉強になった。 AC、母と娘、育児、罪悪感、自責…すべてつながっている話だなと。切り出して考えるのではなく、連綿していることで複雑化している。まさにカウンセリングはケースバイケースで、傾向やパターンはある程度見えるかもしれないが、「その人」の言葉をまっすぐ受け止め・向かい合うことが大事なんだなと感じました。(解釈をしない) 友人はまだ小さい娘がいて、自分の母との関係も振り返りながら今後の子育てについて悩んでいるようでした。 第三者からかなり無責任なことを言うと、悩んでいるという時点で大丈夫な気がします。母という、子より強い立場の自覚があって俯瞰してみようとしている。 長い付き合いの友人です。 悩んでいることは聞きたいなと思うけど、言いっ放しにできるようなスタンスで、なんでも言ってくれるような関係を続けていきたいな。 メモ: 生育歴=母親研究 支配としての共依存 被害者の権力性 被害と加害をひっくり返す 愛やケアの”いかがわしさ” ミソジニーの内面化 育児の危うさ 罪悪感と自責感の違い 罪悪感は規範ありき 教義や戒律ではなく自分で自分を責めるのが自責 規範が一律じゃない 文脈のない世界が虐待 白が黒くなる 全て自分が悪い で説明が着くようになる 生まれてくる子供は何も選べない 生まれてしまった、産んでしまったのを認めることで、子供ははじめて自分の人生は自分が主体、自分の感覚は私のモノ…根源的受動性

Posted by ブクログ

2026/02/21

信田さよ子は母と娘問題の本をたくさん出しているのだが、わたしも母娘問題を勉強したくて手に取った。のだが、けっこう難しかったなー。続けて3回読んだにも関わらず、全部理解できた気が全然しない。理解できないというよりも、私の経験値が不足している感じだ。 タイトルは「なぜ人は自分を責め...

信田さよ子は母と娘問題の本をたくさん出しているのだが、わたしも母娘問題を勉強したくて手に取った。のだが、けっこう難しかったなー。続けて3回読んだにも関わらず、全部理解できた気が全然しない。理解できないというよりも、私の経験値が不足している感じだ。 タイトルは「なぜ人は自分を責めてしまうのか」だが、内容はアダルトチルドレンとか、依存症、共依存メイン。自己肯定感云々はあまり触れられない。 読んでいて辛い気持ちになったり、新しく触れる文脈があったり、自分の子育てを振り返ってみたり。刺激はたっぷり。 いくつか印象に残ったフレーズ。 ー親の愛には限界がある。 母は愛情という美しい言葉に包んで、子供を自分の思い通りに支配したり、自分の精神的なはけ口にしたり、自分の人生の生きがいを与える人に仕立て上げたりしている。 自分の子育てを振り返るとどうだろう。全くそのような子育てはしてないと言い切れないきがする。 ー愛情という名の支配 (誰も抵抗できないような)ケア、世話、愛情という「無敵の価値を利用して行われる支配」 「あなたのために〜」は不幸のはじまり。言われた側は抵抗できなくなる。拒むという選択肢が奪われている。 これはけっこう私に突き刺さったかな。子どもに「あなたのため〜」とは直接言わないけど、あなたのためと思ってやってきたことは、結局は私のためだったことがけっこうあるんじゃないかな。子供が「結構です」と言える関係が担保されていなければ、結局支配になってしまうのかも。 ーケアすることで相手が弱体化する。 ケアしたり愛情を注いだりすると世話をされた人は、世話をした自分よりも弱体化する。これも、ケアという支配の一形態。 ー「すべて自分が悪い」という究極の合理性 昨日の黄色が今日の黒になる、包丁が向けられたりするのも全部自分が悪いんだって思えば納得できる。虐待的環境を生きるということは、自分の存在を否定することで世界の合理性を獲得している。

Posted by ブクログ