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人生劇場
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 2025/03/03 |
| JAN | 9784198659738 |
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人生劇場
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商品レビュー
3.7
29件のお客様レビュー
桜木柴乃の小説には、不思議と引かれて読み進めてしまう魔力がある。猛夫、里美、駒子。猛夫を中心とした三人の生きざまに最後にはホロリとさせられる。
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桜木さんの作品は根底に暗いものが漂っている。 誰のせいでもなく、ただそこにあって、そこに生まれ落ちた人が宿命のように背負わされるもの その不条理に涙が出てくる。 あちこちにぽこっと落とし穴があって、はまらずにすむ人と、はまってもがきまくる人と、その違いはなんだろうか。 夫婦は自分...
桜木さんの作品は根底に暗いものが漂っている。 誰のせいでもなく、ただそこにあって、そこに生まれ落ちた人が宿命のように背負わされるもの その不条理に涙が出てくる。 あちこちにぽこっと落とし穴があって、はまらずにすむ人と、はまってもがきまくる人と、その違いはなんだろうか。 夫婦は自分で選んだから責任はあるとして、親や兄弟は自分では選べないのに、しがらみから逃れられず、諦めなのか許せるようになるのは、自分自身も様々な人生経験を積んだ後なのだと思うと、なかなかしんどいな。
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昭和から平成を生きる主人公のモデルは、桜木さんの実のお父さんだとは分かっていた。しかし、これほど嫌な主人公が居ただろうか。気弱なくせに承認欲求がめちゃ強い上に感情が昂ぶると妻に手をあげる猛夫。養母であるカツに可愛がられ、うまくいかなくなると親戚でもある幼馴染の駒子に慰められにいく...
昭和から平成を生きる主人公のモデルは、桜木さんの実のお父さんだとは分かっていた。しかし、これほど嫌な主人公が居ただろうか。気弱なくせに承認欲求がめちゃ強い上に感情が昂ぶると妻に手をあげる猛夫。養母であるカツに可愛がられ、うまくいかなくなると親戚でもある幼馴染の駒子に慰められにいくのだが、最後まで掴めない男だった。彼だけでなく小説中に登場する男性陣は理解できない男が多かった。読んでいて胸糞が悪くなり途中で放棄するつもりだったのに、いつかはまともな男になるだろうと期待して最後まで読み終える。 最終章では猛夫が認知症になった妻の里美の面倒を看ながら二人の暮らしぶりが描かれていて、次第に私の憤りも収まったのだ。『人生劇場』という大上段に振りかざしたようなタイトルがなぜ付けられたのかもわかったような気もする。 自分の弱点や短所を知っていても直せないのは、誰だって当てはまる。足搔きながらもがきながら人は一度きりの人生を終えるのかもしれない・・・。今週、最終回だったドラマ『落語心中』を観終えた時に感じた切なさに似たような感情が過ぎった。
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