クリエイティブ・エシックスの時代 世界の一流ブランドは倫理で成長している

橋口幸生(著者)

• 販売会社／発売会社: 宣伝会議
• 発売年月日: 2025/02/26
• JAN: 9784883356201

商品レビュー

2025/06/02

・世界を今より良い場所にできるかどうか？というマインドセット＝クリエイティブ・エシックス（内面化された倫理観）
→炎上する/しないといった自分の外にある軸で判断してはいけない

・そのために必要な知識
　人権、ジェンダー、多様性、セクシュアリティ、気候変動など

・コンプライアンス＝守り
　クリエイティブ・エシックス＝攻め

2025/04/23

世界を今より良い場所にできるかどうか？

レプリゼンテーション

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クリエイティブエシックスの背景にあるのは人権
倫理資本主義

2025/03/19

1. 概要
- 本書は、「クリエイティブ・エシックス」という概念を中心に、広告やコンテンツ制作における倫理観の変化を探る。
- 広告業界の歴史的背景や、倫理的な視点が求められる現代社会の状況について考察。

2. クリエイティブ・エシックスの定義
- クリエイティブ・エシックスとは、コンテンツ制作において「世界を今より良い場所にできるか？」という視点を持つこと。
- 炎上リスクの回避だけでなく、社会的貢献を目指す姿勢が求められる。

3. 広告業界の変遷
- 2000年代前半は、公共広告が非営利団体の批判を中心としていた。
- 2000年代中盤以降、企業と非営利団体が協力し、社会的メッセージを発信する事例が増加。
- Doveの「Evoluti on」など、企業が自らの広告の社会的影響を考慮するようになった。

4. 人権の重要性
- 人権は国際社会の基盤であり、広告やコンテンツ制作においても重要な要素。
- ジェンダー、LGBTQ+、障害者などのマイノリティの権利が重視されるようになっている。

5. 広告における社会課題
- 近年の広告は、ジェンダーバイアスやルッキズムといった課題を扱うようになり、社会的影響を考慮したコンテンツが増加。
- 企業は、社会的課題解決に向けた取り組みを強化し、社会的責任を果たそうとする姿勢が見られる。

6. 事例研究
- Doveの「Real Beauty」キャンペーンや、Truthの反喫煙キャンペーンなど、成功した事例を通じてクリエイティブ・エシックスの実践を考察。
- これらのキャンペーンは、社会的メッセージを強調し、売上の増加にも寄与。

7. 現代の広告とテクノロジー
- AIなどの新技術が広告制作に与える影響や、デジタルメディアの利用が進む中での倫理的課題。
- 広告クリエイターは、テクノロジーの進化とともに倫理観を更新する必要がある。

8. 結論
- クリエイティブ・エシックスは、広告やマーケティングにおける新しい潮流であり、社会の変化に対応するために重要。
- 広告クリエイターやビジネスパーソンは、倫理的な視点を持ち、社会の一員としての責任を果たすことが求められている。