世界のどこでも生き残る完全サバイバル術 新装版 自分を守る・家族を守る ナショナルジオグラフィック

マイケル・S.スウィーニー(著者), 日本映像翻訳アカデミー(訳者)

• 販売会社／発売会社: 日経ナショナルジオグラフィック社/日経BPマーケティン
• 発売年月日: 2025/02/22
• JAN: 9784863136489

商品レビュー

2025/04/04

第1部：基礎編（生存の根幹）

Chapter 1：心と体の備え
サバイバルの本質は「環境」ではなく「自分」にある。
精神力・冷静な判断・チームワークの重要性。
STOP法（Stop・Think・Observe・Plan）によるパニック防止。
万能なアイテムやスキルより「応用力」が命を救う。
Chapter 2：技術と道具の備え
自作できる道具・軽量多用途の装備が鍵。
火起こし・ロープ編み・シェルター構築など、必須スキルの実践解説。
道具の点検とメンテナンスも「準備」の一環。

第2部：環境別サバイバル術（地球上の主要地形に対応）

Chapter 3：温帯林
比較的恵まれた環境だが油断は禁物。
季節の変化、天候の急変に注意。
食料・水・火の確保は容易だが、ナイフ事故や迷子に注意。
Chapter 4：湿地と熱帯雨林
湿気と病原体の多さが最大の敵。
ハンモック使用、泥や虫よけ、通気性のある衣類が必要。
川や湿地での移動は困難。道に迷いやすく、天候に翻弄される。
Chapter 5：高山
低酸素・急斜面・極寒・落雷・雪崩など、多重リスク環境。
登山装備と気象知識、火起こし技術が重要。
無理な下山は禁物。判断力が生死を分ける。
Chapter 6：砂漠
水と塩分の管理が最大の課題。
昼夜の寒暖差と太陽光への対応（服装、行動時間の工夫）。
蜃気楼、鉄砲水、毒生物など特殊リスクへの対処法。
Chapter 7：極地と亜極圏
極端な低温・ホワイトアウト・装備不全への備え。
シェルターの工夫（雪洞・イグルー）と視界のない中での行動判断。
凍傷・低体温症・脱水症状への対処。
Chapter 8：水上
飲料水の欠乏、低体温症、溺水、脱水の同時リスク。
救命いかだ、蒸留器、EPIRB（緊急位置通報機）の活用。
流れ・風・潮・航路の読み方、水生生物への警戒。

第3部：日常の延長としてのサバイバル

Chapter 9：自宅
自宅こそ備えの中心。災害時に「一番安全」とは限らない。
地震・洪水・台風・ブリザード・森林火災など、災害別の家庭内対応。
高齢者・乳幼児・ペットなど、家庭事情に応じた対応計画。
衛生、食料、水、医療の備蓄・緊急時の安否確認法。
Chapter 10：自然災害
地域特有の災害リスクの把握と、情報収集体制の確立。
災害別の具体的な行動マニュアル（避難・避難所対応・備蓄）。
デジタル情報（アラート・SNS）とアナログ技術の併用。
自然災害に「慣れない」ことの重要性、警戒を怠らない習慣づけ。

2025/04/01

ナショジオ公認のサバイバルマニュアル。無駄なエネルギーを使わないように、冷静に状況の観察をまずやるべし。