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そして奇妙な読書だけが残った
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 本の雑誌社 |
| 発売年月日 | 2025/02/14 |
| JAN | 9784860114992 |
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そして奇妙な読書だけが残った
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商品レビュー
4.4
5件のお客様レビュー
そこには変わらないオーケンがいた。 しかし実は結構変わっているのですよ。 昔のエッセイを引っ張り出してきて読み比べるとかなり変わっているんですよ。 まるで変わっていない相変わらずのオーケンだと思っていても実はしっかりと変化している。 ちゃんと時代の変化を読んでいて、そこに合わせ...
そこには変わらないオーケンがいた。 しかし実は結構変わっているのですよ。 昔のエッセイを引っ張り出してきて読み比べるとかなり変わっているんですよ。 まるで変わっていない相変わらずのオーケンだと思っていても実はしっかりと変化している。 ちゃんと時代の変化を読んでいて、そこに合わせていたりする。 それが良いのか、はたまたムムムと思うのかは受け取り手次第なのだろうと思う。 昔のままでいて、「あーあ、近頃はうるさくって何も言えなくなっちゃうよー。コンプラうぜー」とか愚痴っているタイプの人もいて、そういう人を見ると、「なさけねぇな。だせぇな」と思う今日この頃なので、実は常に変化していて、それを悟られずに前のまま自由に書いているかのように見えるオーケンは凄いなーと私は感心している。 ちゃんと面白さを担保したまま変化してゆくの、地味に凄い。
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オーケンこと大槻ケンヂ氏による「本」をテーマとした読書エッセイ。今回もロックやプロレスやオカルト等、読者をあらゆる角度から自分の得意フィールドに引き摺り込むような独特の文章で面白おかしく楽しめました。
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いつも面白い本を教えてくれる年下の友人がいます。この本を読んでいて、彼が一番最初に勧めてくれたのがこの著者の「のほほん雑記帳」であったことが突然思い出されました。もはや30年近く前のことです。その本を読んだかどうか…も忘れてしまいました。書名だけ可愛くてなんとなく記憶の底に残って...
いつも面白い本を教えてくれる年下の友人がいます。この本を読んでいて、彼が一番最初に勧めてくれたのがこの著者の「のほほん雑記帳」であったことが突然思い出されました。もはや30年近く前のことです。その本を読んだかどうか…も忘れてしまいました。書名だけ可愛くてなんとなく記憶の底に残っていたようです。そしたら本書の中の「作家の読書道」というインタビューで「僕、エッセイで意外に大事なのは、忘れちゃえることだと思うんです。」(P234)という発言があってちょっと許されたような気になりました。そののち「サブカルで食う」も気になりましたがこの本棚には登録していなかったのでこれも書名記憶だけかもしれません。改めて登録しておきます。そう、筋少も「日本印度化計画」みたいなサブカルコミックバンドみたいに思い込んでいてオーケン自身もサブカルの人として頭の中のフォルダーに入れていたのかもしれません。ちょっぴり世代の違うのでなかなか手にしてこなかったのだと思います。でも今回、再発見。めちゃくちゃ文章が上手いのです。短いフレーズでテンポ変えるとか一人コールアンドレスポンス的な盛り上げとかあとナンシー関とも並ぶようなオチのつけ方とか。まるでショートショートのよう。落語みたい。いや音楽の歌詞みたい。名文です。すごいテクニシャンの厨二病、プロフェッショナルの中学二年生だと思いました。「世界に二人だけの中卒〜ワイルドサイドを歩け」最高。この本、「のほほん雑記帳」を教えてくれた後輩くん読んでいるかな?
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