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砂に埋もれる犬 朝日文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2025/02/07 |
| JAN | 9784022651853 |

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砂に埋もれる犬
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商品レビュー
4
30件のお客様レビュー
亜紀は酷い親として描写されるが、その彼女もまたスズキや風俗で働く方々に対して下に見ている。 裕福な熊沢家を想像して羨んだり、逆に下をみて蔑む心理描写が面白い。 優真は小4まで小学校に行っていて愛情ある家庭での生育歴なしのキャラ。感情的で短絡的だが、ロジカルに感じる描写もあり、テレ...
亜紀は酷い親として描写されるが、その彼女もまたスズキや風俗で働く方々に対して下に見ている。 裕福な熊沢家を想像して羨んだり、逆に下をみて蔑む心理描写が面白い。 優真は小4まで小学校に行っていて愛情ある家庭での生育歴なしのキャラ。感情的で短絡的だが、ロジカルに感じる描写もあり、テレビを観て過ごすことも多い彼ならフライパンの使い方は知っているだろう。
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私はこの小説を読み、“こんな現実が本当に起こり得るのか”と衝撃を受けた。 亜紀のように母親としての役割を放棄し、息子より同棲相手に媚びる生き方は、あまりにも残酷だ。優真が店長に引き取られたことは、不幸中の幸いであり、唯一の救いであったように思う。 一方で、洋子の温かさは純粋で...
私はこの小説を読み、“こんな現実が本当に起こり得るのか”と衝撃を受けた。 亜紀のように母親としての役割を放棄し、息子より同棲相手に媚びる生き方は、あまりにも残酷だ。優真が店長に引き取られたことは、不幸中の幸いであり、唯一の救いであったように思う。 一方で、洋子の温かさは純粋で、読む側にも深く沁みた。しかし、彼女の花梨に対する執着は危うさをはらんでいた。優真の覗き見や窃盗のような行動は、虐待や愛着形成の欠如によって生まれる“心の穴”が原因であり、社会不適応や危険な衝動として表れる。その姿は哀れでもあり、恐ろしくもあった。 ただ私は、もしこの話が現実であれば、優真はもう少し里親に心を開く余地があったのではないかとも感じた。思春期の子どもは確かに衝動的だが、同時に“変われる最後の大きなチャンス”でもある。ここで身についた自己防衛の癖や思考は、大人になっても簡単には変わらない。 だからこそ、優真にとって最も必要なのは早い自立だと私は考えた。学校というコミュニティは狭く、息苦しい。異性への執着も強まりやすいし、周囲の視線が世界のすべてに見えてしまう。しかし、社会に出れば、人は皆それぞれの生活に必死で、他人の背景に深く踏み込む余裕などない。どれだけ容姿端麗だったり経済的に裕福であっても、街に紛れれば、過去の事情など誰も気にしない。むしろ、それが救いにもなり得る。 ただ一つ、気になった点がある。 それは、あきとの存在だ。 彼はペドフィリアの鈴木に一年間育てられた。作中に詳細は描かれないが、性的関心を向けられていた可能性は高く、その経験は成長とともに深い傷となるはずだ。人間の欲望は恐ろしい。加害者の満足と引き換えに、被害者の心には憎しみと歪みが積み重なる。そしてその負の連鎖は、世代を超えて形を変え、何度でも繰り返される。 この作品は、家庭環境が人生をいかに左右するかを痛烈に描いていると同時に、 救いとは“誰に育てられたか”より、“どの環境に移れるか”で決まる という現実を突きつけてくる。 私はこの小説を通して、 人を変えるのは“愛情”だけでなく、“環境そのもの”なのだと強く感じた。
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ゴヤの「黒い絵」のタイトルを思わせる小説。 こういうことって現実に起こっているのだろうけれど、こうやって小説になると、より一層現実感が強くなる。
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