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ミセス・ワンのティーハウスと謎の死体 ハヤカワ・ミステリ文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2025/02/06 |
| JAN | 9784151864513 |

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ミセス・ワンのティーハウスと謎の死体
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商品レビュー
4.5
12件のお客様レビュー
『ミセス・ワンのティーハウスと謎の死体』 ジェス・Q・スタント 著 唐木田 みゆき 訳 著者は子どもから大人まで幅広い年齢層を対象に小説を執筆ている作家で、オックスフォード大学でクリエイティブ・ライティングの博士号、カリフォルニア大学バークレー校で英文字の学士号を取得している。...
『ミセス・ワンのティーハウスと謎の死体』 ジェス・Q・スタント 著 唐木田 みゆき 訳 著者は子どもから大人まで幅広い年齢層を対象に小説を執筆ている作家で、オックスフォード大学でクリエイティブ・ライティングの博士号、カリフォルニア大学バークレー校で英文字の学士号を取得している。インドネシアとシンガポールで育ち、現在は夫と2人の娘とともにジャカルタ在住。 著者の育った環境が本書にも活きているのでしょう、文化の違いも愉しめる要素になっていると思います。 主人公のヴェラ・ワン・チュウチュウ(以下;ヴェラ)は六十歳、毎朝四時半きっかりに目覚め、息子のティリーにメールを送り付けます。(殆ど一方的な内容も面白いです。) ある朝、<ヴェラ・ウォンの世界に名だたるティーハウス>(店名では“ウォン”読み)の真ん中に死体がころがっていたことから、事件がはじまります。 しょっぱなからヴェラのとる行動が面白いんです。警察官たちのために頭の冴えるお茶を準備したり、店を少し?片づけたり、遺体の周りに油性マジックで慎重に線を引いたり!これには残念ながら警察官は、感謝するどころかかなり腹を立ててしまいますが、ヴェラはそんなことではめげません。(笑)それどころか、死体が握っていたUSBメモリーをこっそり抜き取り、警察官に内緒にしてしまいます! この行動には流石に少し後ろめたさも感じながらも、直ぐに自分のしたことは正しかったと気持ちを切り替えて、独自の犯人捜査に乗り出します。(“ヴェラ・ワンの殺人事件簿”も読み物として面白いですよ。) 本の構成は、主人公のヴェラと4人の容疑者ジュリア、リキ、サナ、オリヴァーの語りで構成されているので、それぞれの心情に共感しながら読み進めていく面白さもあります。そして、容疑者たちそれぞれの心理状態を、最高の手料理とお茶で解きほぐしていくヴェラのお人柄がとてもいいんですよねぇ。犯人については触れませんが、大団円で終わっていると言えると思います。 お料理上手で、お茶選びも最高、周りの人たちの為に動き回りまわるヴェラのことが大好きになりました。(*´ω`*) 第二弾の翻訳が待ち遠しいですね〜
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主人公のミセスワンのとんでもないキャラが面白かったです。とんでもなさではアガサレーズンを超えてますね。お茶も料理もすごく美味しそうでよいです。お店のホコリをかぶったお茶は風味が飛んだりしてないんだろうか。
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ティーハウスのオーナー、ヴェラ・ワン・チュウチュウは60歳。たくさんいた常連客も高齢化で、今はたった一人。そんな店で、一人の男が死んでいた。警察がやってきたけれどヴェラが期待するような科学捜査などは行われず、事故で決着してしまう。それを不満とするヴェラは、独自の方法で容疑者を特定...
ティーハウスのオーナー、ヴェラ・ワン・チュウチュウは60歳。たくさんいた常連客も高齢化で、今はたった一人。そんな店で、一人の男が死んでいた。警察がやってきたけれどヴェラが期待するような科学捜査などは行われず、事故で決着してしまう。それを不満とするヴェラは、独自の方法で容疑者を特定して犯人探しに乗り出す。あまりに独善的で、最初は苦手なタイプと思ったのだけど、彼女の武器は美味しいお茶と料理。気がつくと、私自身が彼女のファンになっていた。(正確には、彼女の料理のファン。考え抜かれた薬膳茶も捨てがたい。)最初は人生に問題を抱えていた容疑者たちも、ヴェラの勢いに巻き込まれていくうちに、自信を取り戻していく。舞台がサンフランシスコのアジア系移民の多い地域で、登場人物もアジア系。「アジアの親たち」という表現が出てきて、ヴェラ自身も典型的なアジアの母親なのだけれど、これまであまり読む機会のなかったアメリカに住むアジア系の人々の姿に触れることができるのが興味深い。
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