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「憲政常道」の近代日本 戦前の民主化を問う NHKブックス1292
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | NHK出版 |
| 発売年月日 | 2025/01/27 |
| JAN | 9784140912928 |
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「憲政常道」の近代日本
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現在の日本の民主政治は1945年の敗戦・占領によって米国から与えられたものという通俗的理解に対し、日本において第一次世界大戦後に確立した政党政治は立憲政治の中に育まれた民主政治であり、現在の日本の民主政治にもつながっているという理解の下、史料を重視する実証研究の成果を基に、主に1...
現在の日本の民主政治は1945年の敗戦・占領によって米国から与えられたものという通俗的理解に対し、日本において第一次世界大戦後に確立した政党政治は立憲政治の中に育まれた民主政治であり、現在の日本の民主政治にもつながっているという理解の下、史料を重視する実証研究の成果を基に、主に1918年の原敬内閣から1936年の2.26事件までの政党内閣制の成立・展開・崩壊の過程の総合的な全体像を明らかにしている。 重厚な記述で、なかなか読み進めるのがたいへんだったが、戦前の政党政治の来歴、その意義について理解が深まった。前から関心を持っていた最後の元老・西園寺公望や昭和天皇の人物像についても、本書により、解像度が高まったように思う。 ただ、1920年代以降の日本では政党政治が確立・定着しており、戦後の民主政治にもつながったということはよく理解できたのだが、「日本の軍部が台頭したのは政党が腐敗していたから」という従来の言説に対する批判としては十分に応えられていない部分もあるように思った。形としての政党政治は確立していたとしても、戦前の政党政治が民意を糾合し、社会を統合するという機能をちゃんと果たしていたのかという実質面の分析がやや薄いようには感じた。
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