戦略的タメ口 結局、コミュ力の高いひとがすべてを手に入れる

堀田秀吾(著者)

• 販売会社／発売会社: WAVE出版
• 発売年月日: 2025/01/22
• JAN: 9784866215006

商品レビュー

2025/06/19

英語では敬語にあたるもなはないと言われているけれど、単語を多く使ったり、難しい文章にしたりして「丁寧な」印象を与えることができる、というのは新しい知見でした。

2025/05/15

タメ口を使いこなすことで、コミュニケーションがもっと気楽にもっと自由になります。距離感を縮める魔法の言葉をタメ口です。上手に使いこなせば会話に彩りを与え、相手との距離感を調節する武器にもなる魔法の言葉となります。

そもそもなぜ私たちは敬語を使うのか？
敬語を使って得られる3つの評価として、社会的階層の表現上対象であることを示すために用います。そして、コミュニケーションの円滑化として、相手に対して配慮していることの表れなので、好意的な行動と捉えられます。また、教養があることの証明ともなり、社会的なマナーや礼儀として重要視されます。

しかしアメリカ人は少し違うようです。なぜ米国人はフレンドリーに接してくるのか、それは相手にフレンドリーに接することこそが、相手への配慮となる文化だそうです。

そして、なぜ大人になると、口が使いづらくなるものが、日本の文化的価値観がタメ口を抑制してきました。タメ口は未熟な印象を与えてしまいがちです。

日本テレビの協力で行った実験で、どの話し方に1番親しみを持ったかと言うと、ほぼ6割の人たちが部分的な敬語に好印象を持ったと言うところです。タメ口は言葉の縄張りに踏み込む性質を持ちます。感情をタメ口で伝えると好感度が上がりやすくなります。タメ口は自分のその言葉、いわゆるすっぴんのようなものです。

要はぽろっと本音がこぼれてしまったといった自分の感情と自然感を演出することが大切で、相手にも失礼を感じさせません。相手が聞いて喜ぶような肯定的な発言に切るのも、タメ口を有効的に活用することではあります。

2025/02/23

タメロの概念
- タメロの定義: タメロは、カジュアルな言葉遣いを指し、相手との距離感を縮める手段として機能します。
- タメロの効果: コミュニケーションにおいて、距離感を調整し、相手との関係を円滑にする役割を果たします。

コミュニケーションと距離感
- 人間関係の変化: タメロを用いることで、恋愛、仕事、友人関係などにおける距離感が変化し、より親密な関係が築ける可能性がある。
- コミュニケーションの失敗: 適切な距離感を取れないことが原因で発生するコミュニケーションの失敗例がいくつか紹介され、距離感の重要性が強調されています。

自己開示の重要性
- 自己開示の役割: 自己開示は他者との心の距離を縮めるための重要な手段であり、自己肯定感を高めることが必要です。
- 理想的な自己開示の量: 理想として、自己開示は相手との関係の50%を占めることが望ましいとされています。

ミラーニューロンの働き
- ミラーニューロンの説明: 他人の行動や感情を模倣する脳のメカニズムであり、共感や感情的なつながりを深める要素として注目されています。
- 相手に染まりやすい性格: 他人に影響を受けやすい性格についても言及され、柔軟性が社会生活を円滑に進めるために必要であると述べられています。

タメロに対する抵抗感
- タメロへの抵抗感の原因: タメロを使うことに対して抵抗感を抱く理由や過去のネガティブな経験について述べられています。
- 心理的安全性の重要性: タメロを使うことへの不安や緊張感が、他者とのコミュニケーションを妨げる要因として指摘されています。

敬語とタメロの使い分け
- 敬語の重要性: 敬語は相手に対する配慮を示すための重要なツールであり、社会的な階層を表現する手段としても機能しています。
- タメロの利用シーン: タメロを使う際には、状況や相手に応じた適切な使い分けが求められ、敬語とのバランスを取ることが大切であると強調されています。

メッセージでのタメロ活用
- メッセージングの柔軟性: メッセージでのカジュアルな会話や真面目な話題の切り替えがスムーズに行えること、特に若い世代でのタメロの有用性が述べられています。
- 世代間ギャップの解消: メッセージングを通じて世代間のギャップを埋める手法としてのタメロの活用が推奨されています。