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愚かなる開戦 近衛文麿、命を賭した和平交渉
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愚かなる開戦 近衛文麿、命を賭した和平交渉

鈴木荘一(著者)

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愚かなる開戦 近衛文麿、命を賭した和平交渉

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 毎日ワンズ
発売年月日 2025/01/08
JAN 9784909447319

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愚かなる開戦

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2025/10/18

 日中戦争が始まった時に、そして日米の太平洋戦争の直前まで首相を務めた近衛文麿はGHQ戦犯に指定され出頭の直前に自死した人。この本は彼がいかに戦争を避けようと努力し、また戦争中も敗戦を確実視して早い和平(つまり降伏)を実現しようと考えていたかが書かれている。これは私の常識外であっ...

 日中戦争が始まった時に、そして日米の太平洋戦争の直前まで首相を務めた近衛文麿はGHQ戦犯に指定され出頭の直前に自死した人。この本は彼がいかに戦争を避けようと努力し、また戦争中も敗戦を確実視して早い和平(つまり降伏)を実現しようと考えていたかが書かれている。これは私の常識外であって、これをそのまま信じて良いのかどうか分からない。戦争へ向けた陸軍(特に東条英機ら統制派)の圧力、メディアの民衆高揚、そして昭和天皇も戦争に積極的だった!何と石原莞爾は日中戦争に反対だったが、天皇の不興を買って失脚したらしい。1941年8月に米国のルーズベルトとの会談を設定しようとしたところ、狡猾に近衛との接触を避け、日本を戦争に追い込んだ!近衛がか弱い貴族ではなく、1000年に及ぶ権力闘争を勝ち抜いてきた藤原氏の血を受け継いだ信念の政治家だったことを強調している。「公爵の身分が剥奪されても可」とまで戦争終結へ向け動き、公安から監視下に置かれていたのはきっと事実なのだろう。国会の反軍演説(1940年2月2日)で有名な斎藤隆夫がいるが、浜田国松の1937年1月23日の陸軍批判演説ということもあったらしい。民主的な人たちが徐々に排斥され、戦争に突き進んでいく昭和の暗い歴史を感じた。

Posted by ブクログ