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みんながんばってるのになんで世の中「問題だらけ」なの? 知識ゼロからの社会課題入門
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みんながんばってるのになんで世の中「問題だらけ」なの? 知識ゼロからの社会課題入門

安部敏樹(著者)

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みんながんばってるのになんで世の中「問題だらけ」なの? 知識ゼロからの社会課題入門

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ニューズピックス
発売年月日 2024/12/24
JAN 9784910063300

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商品レビュー

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2026/02/18

2024年刊行。 社会問題を発信・共有するプラットフォーム「レディラバ」の創業者である著者による、「なぜこんなにも社会に問題が溢れているのか?」を取り扱った本。 DV、発達障害、ホームレス、外国人労働者、物価高などの広範な(主に日本国内の)社会問題について、著者らの現場での経験...

2024年刊行。 社会問題を発信・共有するプラットフォーム「レディラバ」の創業者である著者による、「なぜこんなにも社会に問題が溢れているのか?」を取り扱った本。 DV、発達障害、ホームレス、外国人労働者、物価高などの広範な(主に日本国内の)社会問題について、著者らの現場での経験を踏まえた現状の説明と、その原因が説明される。 現場のリアルを知ることができ、現代の日本における広範な社会課題を考える上で参考になる本だった。 一方で、著者の主張を支えるデータや研究に関する情報は少なく、やや主観的な見方である点には注意が必要。 投げ掛ける課題と論点は比較的フラット。 あくまでも(著者も自覚的なように)問題提起として使う分には良書だと思う。 実際に、私も知らない課題があったし、その対策となり得る考えを新たに知ることができた。 著者は、本書や「レディラバ」の活動を通じて、日本人の無関心を打破したいと考えていると述べる。 「社会問題に関心がないということは、それだけ"生きづらさ"を感じることがない、恵まれた人生だったということ」とした上で、 しかしその「無関心のループ」が社会に階層を作ってしまう、と警鐘を鳴らす。 確かに、太平洋戦争の敗北によって強制的にリセットされた日本の階層が、80年経ち、3-4世代を経て、再び緩やかに格差が広がりつつある。 このままでは、致命的なまでに社会が分断され、治安維持のために膨大なコストを支払うアメリカのように、狂気の国になってしまうかもしれない。 現代における日本人の無関心は、「不勉強」と「視野の狭さ」の産物だと、私は考える。 2023年の文化庁の調査によれば、日本人の成人で「1ヶ月で1冊も本を読まない人」の割合は62%だという。 こんな不勉強な国民がいるだろうか? 欧米諸国で本を読まない人の平均は30%程度なので、比較しても大きく劣っている。 一方で、日本人の識字率は99%と、教育水準は高い。能力的に本が「読めない」のではなく、スタンスとして本を「読まない」のだ。 日本人は勤勉だが、主体性が非常に低い。 普段は自分の仕事、それも発展性のないオペレーショナルな業務、だけに目が向いていて、それを毎日こなすことが自分のすべてだと考えているのだ。 これが先に述べた「視野が狭い」ということだ。 「視野が狭い」から本を読む必要を感じないのであり、本を読まないから「視野が広がらない」のだ。 この二つは密接に連関している。 だから本を読め、というわけではなくて、手段は何でも良いから、意図的にインプットの質と量を高めて、ひとりひとりが改善・改革の責任を負わなくてはならない。 2400年前、アリストテレスは「民主主義が腐敗すると衆愚政治に陥る」と分析した。 正しくその通りだ。 民主主義は、民衆の怠慢によって機能不全になる。現在の日本はそれを体現しているようだ。 本書中で著者は、「ローマ帝国、清、江戸幕府、古今東西の栄華を極めた政権は再分配を増やして国民が豊かになった。しかし、国が稼げなくなった時に身の丈以上の再分配が起きて国家は破綻していく。今の日本は正にこの段階にある。」と持論を展開する。 これは興味深い見解だ。 人口ボーナス期に作った気前の良い制度が、人口オーナスと寿命の延伸を考慮できなかったが故に、将来の世代に負荷を掛ける。 老人の医療費1割負担など、この典型例だ。 この設計をした政治家・官僚が馬鹿というのはその通りだが、今でも遅々として改革を進めようとしないのは、国民が舐められているからだ。 不勉強で視野が狭い国民には「お米券」を配っておけば、それで溜飲が下がるだろうと、舐められているのだ。 日本の聡明な国民はこの事実に憤り、学び、革新しなければならない。

Posted by ブクログ

2026/01/06

著者は、テレビによくコメンテーターとして出演している。最初見たときは、夏でもないのに、半袖のTシャツで登場、TPOを気にしない服装に驚いた。これまでの人生が波瀾万丈であることを知る。不登校、家庭内暴力で家を飛び出すが、とりあえず学習院に進み、学年最下位。ここから一念発起して勉強に...

著者は、テレビによくコメンテーターとして出演している。最初見たときは、夏でもないのに、半袖のTシャツで登場、TPOを気にしない服装に驚いた。これまでの人生が波瀾万丈であることを知る。不登校、家庭内暴力で家を飛び出すが、とりあえず学習院に進み、学年最下位。ここから一念発起して勉強に励み、横浜国大に進むが、仮面浪人して東大へ行く。自身が歩んできた人生と、その過程での出会いや見聞から、社会問題へ関心を強く持ち起業する。本書は、身近だが関心に濃淡の差がある社会課題を取り上げ、一般人の感覚の代表者としてのおばさんを登場させて、著者との会話を通して、著者の考え方を紹介しながら、課題の本質に迫っていく。一朝一夕に答えが出ない問題を、当事者サイドでどこまで考えることができるのかが問われている。著者の言葉を借りると、「無関心の打破ができれば、やさしい関心のネットワークが広がる社会になる」。孤立化した人々への熱い思いが伝わってくる。

Posted by ブクログ

2025/11/22

平易な語りでいくつかの社会課題を知ることができる。 全然知らないことも多かった。 社会課題に関心を持つきっかけとしてとてもいいと思う。

Posted by ブクログ