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エンバーミング・マジック 魔法を殺す魔法 MF文庫J
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エンバーミング・マジック 魔法を殺す魔法 MF文庫J

茶辛子(著者), カラスロ(イラスト)

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エンバーミング・マジック 魔法を殺す魔法 MF文庫J

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2024/12/25
JAN 9784046843432

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商品レビュー

4

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2025/12/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

『エンバーミング・マジック 魔法を殺す魔法』は、死と魔法という相反する概念を同じ場に据えながら、そこに静かな尊厳と揺るぎない希望を見いだしていく物語だった。魔法が万物を可能にする万能の象徴ではなく、むしろ“奪ってしまう力”として描かれる本作の世界には、どこか冷たい陰影が差している。それでも、登場人物たちはその暗がりの中で確かに前へ進もうとする。そこにこの物語の強さがある。 エンバーミングという行為が「魔法を止める手段」となる設定は、単なる特殊能力としてではなく、死と向き合う技術そのものに光を当てている。誰かの最期に触れ、残された者の痛みと向き合うからこそ、その手は他者の未来を守る力に変わる。とても静かなのに、圧倒的な重みを感じる瞬間が何度もあった。 物語の核には、喪失を抱えた人々がどう再び立ち上がるかというテーマがある。痛みは簡単に消えないし、過去は取り返せない。けれど、失われたものと向き合う過程で、彼らは「まだ守れるものがある」ことに気づいていく。その姿は決して派手ではないが、一歩ずつ積み重ねるような強さがあり、胸の深いところに響く。 そして読後に残るのは、陰りではなくほのかな光だ。絶望を背景にしながらも、物語は“生きていく”という意志を静かに肯定してくれる。死を巡る世界で紡がれるこの小さな希望の灯りこそ、本作の最大の魅力なのだと思う。

Posted by ブクログ

2025/01/03

現代に生きる魔法使いのお話としての雰囲気が滅茶苦茶良い。ルールを作りすぎずに自由に、それでいて不自由さを感じさせられる塩梅なのが癖になる。不思議さを出しつつもどこか退廃的、それでいて寂しさもある。現代魔法ものという空気を綺麗に演出できてる! 主人公・ヒロイン共に周囲から隔絶され...

現代に生きる魔法使いのお話としての雰囲気が滅茶苦茶良い。ルールを作りすぎずに自由に、それでいて不自由さを感じさせられる塩梅なのが癖になる。不思議さを出しつつもどこか退廃的、それでいて寂しさもある。現代魔法ものという空気を綺麗に演出できてる! 主人公・ヒロイン共に周囲から隔絶されたような印象を与えながらも意外にもいい意味で現代人らしさがあるのがまた良い。激しさはない会話パートでも2人が生き生きとしてたように感じる。あと猫関連の魔法がかわいい。

Posted by ブクログ